教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

今回は、中学受験の算数について紹介致します。

 

大きく分類していくと、

①計算問題 ②図形問題 ③特殊算 ④規則性・場合の数 ⑤速さ・割合・比

といった単元が主体となって出題されております。

難易度が高い問題になると、上記の単元の融合問題が出題されます。

各単元の傾向を下記にまとめていきます。

 

①計算問題

四則計算に関しては、5問程度の出題になっております。問題内容は、かっこを含む計算、分配法則を使う問題、小数・分数の混じった計算、逆算が中心です。単純に計算すると複雑になるため、式を工夫したりして解く練習をしておく必要があります。

 

②図形問題

平面図形、立体図形ともに出題されており、平面図形の出題が一番多くなっております。問題の中身は、面積、体積、表面積、角度の問題から図形の辺の長さや複雑な形の図形の面積を求める問題立体図形では展開図や立体の切断、容積、回転の問題なども出題されております。いろいろな単元との融合問題としても利用されることが多くあります。まずは、基本的な知識を入れておくのが良いでしょう。

 

③特殊算

一行問題で主に出題されております。和差算、平均算、消去算、過不足算、年齢算、つるかめ算、仕事算、植木算、倍数算など様々な問題が使用されております。どの学校にも、基本問題で使用されるケースが多いため、傾向としてはつかみにくい単元でもあります。それぞれの特殊算の解法を身につけておけば得点しやすい単元でもあるので、しっかりと練習しておく必要があります。

 

④規則性・場合の数

ある規則で並ぶ数字の問題硬貨の選び方、道の移動について、方陣算などが出題されております。単純な問題から、図形と絡めた複雑な問題まで幅広く出題されている単元です。

 

⑤速さ・割合・比

旅人算、通過算、流水算、時計算、食塩水の問題、売買算、相当算、連比の問題などが出題されます。速さの問題は、グラフから読み取る問題や図形上の点の移動などに活用される問題もあります。比の問題も単体で出題されることは少なく、面積比や長さの比、速さの比などに活用される問題が多くあります。割合の問題は、文章が分かりにくくなっている問題があるため、線分図や面積図に図化して解いていくような問題が出題されております。

 

 

上記の5つの単元の基本を押さえておけば、中堅クラスまでの学校は合格ラインに到達することが可能になります。

応用問題も基本の延長上の問題が大半になるので、まずはそれぞれの問題の解法をしっかりと覚えていきましょう。

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