教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

中学受験について、今回から科目ごとの傾向について紹介致します。

学校によって入試傾向は異なりますので、概ねの傾向となります。

 

①長文読解

大半の学校で、2種類の長文問題が出題されております。説明的文章文学的文章の2つで、

説明的文章は説明文論説文から、文学的文章は小説随筆から出題されております。

学校によっては、上記に加え韻文として詩・短歌が出題される学校もあります。

出題文章の長さは、1500~6000字で学校によって大きく差があり、

平均すると2000~3000字程度の学校が多くなります。

問題量は、ひとつの長文に対して10~15問程度が一般的となっております。

その中に漢字や語句の問題などが含まれていることもあります。

 

②漢字・語句の知識問題

上記であげたように、漢字単体の問題は少ないのですが、文章を引用しての出題が多くあります。

配点は記述問題などに比べると低めですが、長文問題の設問数と変わらない問題数が出題されております。

出題内容は、漢字の読み書き、部首、画数、筆順、同訓異字・同音異義語、慣用句、

言葉の意味、四字熟語、二字熟語の組み立て、対義語・類義語などになっております。

その中でも、漢字の読み書き、慣用句、言葉の意味の出題頻度は高くなっております

 

③記述問題

記述問題にも2種類あり、文章から語句を抜き出して答える問題

文章の中の語句を使いながら自分でまとめて答える問題とがあります。

抜き出しの問題は比較的に易しく、自分でまとめる問題は難しくなっております。

20~50字程度でまとめる問題が主体ですが、100字や200字でまとめる学校もあるので、

希望している学校がどの程度の記述量を求めてくるのか注意しておくことが必要になります

 

低学年のうちから、漢字練習に慣れさせておくことと読書に慣れさせておくことが大切です。

漢字練習を日々の日課にしていくことと、読書量を増やすことが

いろいろな文体に慣れることや語彙力を強化することに繋がります。

また、速読も強化することができます。時間内に問題を解く際には速読力が大いに役に立ちます。

 

高学年で国語が苦手な方も諦める必要はありません。

国語ができない子は、設問に対して適切に解答ができていないことが目立ちます。

設問に対して論理的に考えることを練習することにより、選択問題の正答率を高めていくことができます

記述に関しても完答をするのではなく、分かるところまでを答えていければ加点を得ることができます

この差が最終的な合否に大きな影響を及ぼしているのです。

 

次回は算数についてご紹介致します。

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