2011年11月9日
奈良県 過去問の有効活用について
こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。
過去問対策に取り掛かる時期になりますが、実際どのように活用していけば良いのかを紹介致します。
いろいろな考え方があると思いますが、
「過去問=入試問題の類題」
であるということが前提になります。
外部の模試などの合格判定も重要ですが、模試はあくまでも全受験生・全志望校を対象にしているものです。
参考にはなりますが、模試の結果だけで判断する必要もありません。その時に重要になってくるのが過去問です。
過去問の活用の仕方は志望校によっても様々ですが、
上位校は過去10年ぐらいまでの過去問には目を通しておく必要があります。
特に、数学などは難問中心の出題となっておりますので、この手の問題には必ず慣れておく必要があります。
過去問はもちろん、難関レベルに適応した問題集も使い演習量をこなしていくことが重要です。
国語・英語に関しても、問題量や文章量に慣れておく必要があります。
長文問題などはかなりの字数の問題が出題されています。
英語は、文章量もそうですが、単語力を試しておく必要があります。
高校受験も大学受験も上位になればなるほど単語力を求めてくる傾向があります。
高校入試では、英検準2級レベルまでの対応力をつけておきたいところです。
逆に理科・社会に関しては、過去2年程度のもので充分でしょう。
解き慣れるために過去問演習を行うのは良いのですが、時事が絡む問題が多くなってきているので、
3年以上前の過去問では一昔前の話題も多く、不必要な演習に時間を割くことになります。
がむしゃらに過去問をやれば良いという訳でもありません。過去問を効果的に活用していきましょう。