2013年10月16日
奈良県 中学入試の傾向と対策 ~算数編~
奈良県のみなさんこんにちは。
いよいよ秋も深まり、受験に向けて焦りも出てきたころかと思います。
さて、今回は中学受験の算数を例に、いかに「受験対策」が大切かというお話をさせていただきます。
奈良の中学入試といえばこの2校!という学校の、算数の出題傾向です。
・西大和中学
①問題が多い
②難問奇問はそこまで多くない
③数字の問題が多く出る
(内訳)
文章題分野:全体の39%
図形分野:34%
計算分野:8%
整数:15%
割合分野は4%。
文章問題では、「時計算」「仕事算」の出題が多く、日ごろから数字に対する対策をし、
難問奇問ではなく、着実に早く解くことを意識することが大切です。
・東大寺中学
①問題数は少ない
②難易度の高い問題が多い
③計算、関 数はほぼなく、文章問題と図形がほとんど
(内訳)
文章題分野:全体の40%
図形分野:37%
計算分野:16%
整数:7%
関数、割合分野:出題されていない
問題の難易度が高く、図形の問題などはその場での思考力が問われます。
標準問題~応用問題を解くことが大切です。
入試を考えると、1点でも逃せない中学受験ではその学校に合わせた対策が必要になります。
たとえば上の例で行くと、西大和を志望するのであれば、早く正確に解く練習が必要ですし、
東大寺であれば図形の問題など確実に点数を落とさず解く練習が必要です。
中学受験は、その生徒さんの得意にも合わせてすることが大切ですので
「本人の特徴」と「学校の特徴」を合わせて考えていきましょう!
そこまで考えていなかった!という方には、一度見直すいいきっかけになるとおもいますので、
ぜひ一度ご相談ください。