2014年10月7日
奈良県 高校入試の傾向と対策 社会編
みなさんこんにちは!奈良のトライさんです。
10月に入りだいぶ涼しくなってきましたが、風邪などは引いていませんか?
2学期はとても大切な時期なので、体調管理もしっかり行いましょう!
今回は、高校入試の傾向と対策(社会)についてお話します。
奈良県の公立高校入試問題は、
① 歴史的問題
② 地理的問題
③ 公民的問題
で構成されています。
資料(図や表)を分析、判断する問題がよく出ているので、
ただ知識を丸暗記しているだけでは点数に結び付かないようになっています。
① 歴史的問題
奈良時代・平安時代からの出題が必ずあり、文化・政治・外交・経済に関係する問題が出題されています。
図や年表から問われる問題では、あまり有名ではない出来事がのっていることもありますが、
それに関して問う問題はほとんどなく、その時代に関係する出来事の理解を問う問題が
出題されています。
記述問題は政策の説明や、図の説明などで、難解なものもありますが、
ほとんどが教科書の基本的なレベルなので、記述問題対策もしっかり行う必要があります。
また、時代を象徴する歴史事象や用語の出題が目立っています。
② 地理的問題
地理分野に関しては基礎的な問題が多くなっています。
EUやアメリカなどの問題は過去5年間で出題されていません。
ただし、気候に関しては出題されており、おもにアジアの気候・機関・産業や、環境問題、
日本の地形や産業・農業・交通に関して出題されています。
地図を基にした気候グラフや写真がよく使用されており、図や資料の利用に慣れておく必要があります。
③ 公民的問題
国会や地方自治、日本経済に関しての問題が多いですが、他にも現代社会の課題についての問題、
社会ときまりについての問題などが出題されています。
資料を利用して解く問題がほとんどで出題方法はほとんど地理分野と変わりません。
ただし、単語の丸暗記だけでは点が取れないようにしてあるので、
資料を利用して解くような問題に慣れておく必要があります。
過去の問題の傾向をしっかりと把握する事は受験合格への近道です!
傾向を把握したうえで自分の苦手単元の克服に繋げましょう。
トライでは公立高校受験の対策を得意とする先生がたくさんいますので、
先生と二人三脚で合格に向けて頑張っていきましょう!