2011年5月30日
奈良県 公立高校受験について 「数学」
こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。
前回は、高校入試について全般的なことでご案内いたしました。今回から教科ごとに詳しく説明していきたいと思います。
第1回は数学です。
大問5題の出題構成となっております。
①独立小問集合
②一次関数・確率・二次方程式のいずれか
③一・二次関数と図形の融合問題
④平面図形(相似・合同)
⑤平面図形(円の性質)
毎年、ほぼこのパターンで出題されます。
難易度としては、教科書レベルの基礎的なものから応用レベルまで幅広く出題されております。
①は、ほぼ基本レベルの問題ですので、ここでしっかりと得点を稼ぐことがひとつのポイントになります。
②~⑤の(1)の問題も、基本レベルの問題ですので、ここでも点数を抑えていきたいです。
ここをしっかり抑えられれば20~25点程度の点数を確保できます。これは平年の平均点に相当します。
それ以外の問題に関しても、確率・関数・図形と単元は絞られています。図形に関しても平面図形中心で近年は空間図形の出題もありません。出題傾向を知り、勉強する範囲を絞っていくことで効率的に得点を伸ばすことが可能になります。
そのため戦略として、まずは基本問題を確実にできるようにすること。これは教科書レベルですので、学校のワークなどでも十分に対応できます。単元ごとにひとつずつ対策をしていきましょう。これによって、できる範囲を少しずつ広げていきます。配点は1問あたり2~3点です。応用問題を解いても基本問題を解いても加算される得点は変わりません。まずは基礎からしっかりと固めていくことがベストです。
次回は、英語を紹介していきます。
今後ともよろしくお願い致します。