教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライ静岡本部です。中学1,2年生の生徒さんお疲れさまでした。

2012年1月11日実施の学調分析について、

前回の直前対策のなかの《傾向分析と対策》とリンクさせて、トライの分析を公開いたします。

これからの勉強の糧にしてください。今回は国語編です。

 

学力調査分析:国語

難度は標準。しかし大問2が得点を下げることになります。

大問3においても心情把握、時間の流れを把握しないと解答ミスが起こることが予測されます。

 

大問1【漢字の読み書き】

読み…柔和  書き…へいい(な問題)と例年通り難問が2問程度

 

大問2【説明的文章】

一川誠「大人の時間はなぜ短いのか」より出題。

《傾向分析と対策》に記載したように、今年度も自分の考えを記述する問題が問9に出題。

「自分の体験や生活を振り返って」という条件に則して解答できたがポイントとなります。

 

大問3【文学的文章】

森浩美「夏を拾いに」より出題。

今年度も小学生の人物が主人公である小説からの出題になっています。

文章からも読み取れますが、童謡「こいのぼり」にある、「屋根より高いこいのぼり」を知っておくと

問3は解答できます。《傾向分析と対策》に記載したように、千代紙を知らない生徒も

本文の前にある説明を読んでおくと千代紙のイメージはわかります。

問5は本文を最後まで読んでからの解答が必要です。傍線が引かれた近くの文章だけを

読むクセがある生徒さんとっては時間を取られる問題となりました。

問7においても、傍線③にある「いいことを思いついた」と傍線⑤にある「僕の思い通り、~」の

両方にある『思い』は同じことだと気付くところがポイントとなり、選択肢ア、ウは不正解と判断できます。

なぜなら、「いいことを思いついた」時には女子も集まっておらず、つーやんたちも期待していないからです。

 

大問4【古文】

「沙石集」より出題。例年通り、笑いのある話からの出題。

話の概要は「けちな人が虫歯を抜くのに唐人に2文と言われた。1文で抜いてほしいと言ったが、

だめだと言われてしまった。ならばと、健康な歯と合わせて2本抜かせ、3文払った」である。

問4の唐人の心情について、「文」というお金の価値を古典常識として持っておくと理解しやすかったでしょう。

 

大問5【作文】

今年度はグラフからの読み取りをしての作文。条件が、設定や字数・段落制限など例年通りの問題。

《傾向分析と対策》に記載した通りの練習がベストとなりました。点数が比較的取りにくいといわれている

国語ではありますが、トライ分析を踏まえて対策を取れば得点源にすることもできます。

 

 

後期の中間テストや前期のテストと比べて実力があまり発揮できなかった生徒さんには

生徒さんにあった勉強法(性格や部活動との両立を含めたライフスタイル、科目・単元別にみた習熟度など)、

生徒の目標にあった学習計画の立て方など工夫する必要があります。

この、中学3年に上がるまでの、中学2年の冬1,2月は非常に大事なターニングポイントです。

家庭教師のトライ静岡本部にご相談くださいませ。

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