2011年4月10日
新年度の生活スタート
こんにちは。
甲府市のスポーツ公園の桜並木が満開です。
「日本さくらの名所100選」にも選ばれている富士川町の大法師公園も今が見ごろですね。
首都圏の大学では、入学式の中止や延期が相次いでいますが、
山梨大学の入学式は、6日に無事行われました。
********************************************************************
入学式、始業式も終わり、来週から本格的に学校生活が始まります。
そしてあっという間にゴールデンウィークがやってきます。
ゴールデンウィークに入るまでに一番大切なことは、
「一年間の生活パターンはこの時期に決まる」ということです。
新入生だけでなく、新二年生、新三年生も新年度からは環境が変わります。
たとえばクラス替えがあったり、部活では後輩ができたり、高校生ならば選択教科が加わったり。
「こうすればうまくいく!」という方法は人によってさまざまだと思いますが、
「こうするとうまくいかない…」というのはある程度パターンがあります。
「慣れるまで様子を見よう」
これは、要注意です。
「様子を見る」 = 「何もしない」 になってしまうケースが非常に目立ちます。
・慣れるまでは疲れているだろうから、学校から帰ってきたら「寝る」
→ 帰宅後寝る習慣が生活パターン化され、そのまま一年が経ってしまう。
・慣れるまでは疲れているだろうから、勉強は「難しくなってから」「点数が悪かったら」
→ 勉強をする時間がない過ごし方が生活パターン化されてしまう。
→ 結果が出てしまってから手を打つ方が大変。
授業は先に進むので、なかなか追いつけない。
生活パターンに組み込めていないので結局できない。
勉強に限らず、新しく物事を始めるとき、区切りのときというのは、
やり方を変える、生活リズムを変える絶好のチャンスです。
このタイミングをうまくつかんで、勉強を生活パターンの中に組み込んでしまうことをお勧めします。
また、去年は遅刻が多かった、という生徒さん。この時期に早めに家を出て遅刻をしない生活を送ってみましょう。
それが生活パターンになってきます。