教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ山梨本部です。

高校生のみなさん、定期テストに向けての準備は着々と進んでいますでしょうか。

 

進路決定の最終局面にいる高校三年生はすでに感じていることだと思いますが、

高校では三年間良い成績をとり続けることで選択の幅が大きく広がります。

大学受験、短大、専門学校への進学では「評定平均値」がキーワードになります。

計算式は、一般的に以下の通りです。

( 「高1の学年末評定」 + 「高2の学年末評定」 + 「高3の一学期の評定」 ) ÷ 3

 

ここで例題です。

高校二年生のAさんは指定校推薦で大学進学を考えています。

進学を希望している大学の推薦基準を調べたところ、評定平均値が4.0以上ということがわかりました。

Aさんの一年生の学年末の評定値は、3.8でした。

Aさんは二年生の評定値をどれくらいとる必要があるでしょうか?

  

 

単純に数値を比較すると4.0-3.8=0.2ポイントの差です。

0.2という数字はそれほど大きな差があるとは感じないことが多いと思います。

計算を簡単にするために、以下のように考えてみましょう。

評定平均値が4.0ということは、3年分の合計が12.0(12.0÷3=4.0)であれば良いということになりますから、

 

パターン1(高2でリカバリーする場合)

      : 高1で3.8 + 高2で4.2 + 高3一学期で4.0

パターン2(高3でリカバリーする場合)

      : 高1で3.8 + 高2で3.8 + 高3一学期で4.4(5が半分弱)

パターン3(順にあげていく場合)

      : 高1で3.8 + 高2で4.0 + 高3一学期で4.2

 

いずれにせよ、二年生または三年生で4.1以上を必ず取る必要があります。

4.1以上の評定にするということは、「5」が必ず必要です。

つまり、どの教科で「5」をとるかという戦略が絶対に必要になります

たとえば4.2の評定をとろうとする場合、10教科あるとすると、4が8個、5が2個必要になります。

 

このように実際に計算をしてみることはとても大切なことです。

中間テストの学習計画を立てる前に、まずは上記のような計算をしてみることをお勧めします。

そのうえで、どの教科で5を取りに行くか、4は?3は?という方針を立てます。

そして必要な勉強時間数を割り振って、テスト対策に取り組んでみてください。 

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