2011年7月24日
山梨県 高校前期入試(自己推薦) 作文対策~その5~
こんにちは。家庭教師のトライ山梨本部です。
高校入試の作文対策も今回で5回目。いよいよ人気の甲府市地域をご紹介していきます。
高倍率ゆえ万全の対策が必要です。「なんとなくチャンスがひろがるかな」程度で受験される方には厳しい結果になることでしょう。
【甲府市地域】
・甲府一高校:
(普通科)船井幸雄著『13歳からのシンプルな生き方哲学PART2』の一部を抜粋。文中の「この世の中では正しい生き方をすれば、生きることが愉しくて仕方がない」ということについて、自分自身の考え方を書きなさい。(60分、600字)
(英語科)茂木健一郎著『化粧する脳』の一部を抜粋。文中の「鏡を確認しないで言葉を発するということ」について、自分自身の考えを書きなさい。(60分、600字)
・甲府東高校:
(普通科)鈴木一誌著『紙は存在しない?』を読んで、読書のあり方としての電子書籍について、どのように思うか、その考えを述べなさい。(50分、600字)
(理数コース)安藤忠雄著『命を育てる=どんぐりの取り組み~』を読んで、命のあるものに対する愛情をどのように育てるか、体験を踏まえて書きなさい。(50分、600字)
・甲府工業高校:
日本経済は現在の長い不況から脱出しようと、さまざまな分野で人々が模索を続けています。このような時代には、今までの常識や慣習にとらわれない若者の感性・果敢に挑戦する力が不可欠だと言われています。しかしその一方で、さまざまな若者の問題も指摘されています。あなたが今までの経験で学んできたことや長所を具体的に述べ、それが志望する学科でどのように生かされると思うか、また、その学科で学んだことを、世の中でどのように発揮したいと考えているか述べなさい。(60分、600字)
自分のこれまでの経験・体験に基づいて記述させる問題が多いです。この3校はもっともシンプルな形での出題といえるでしょう。
この場合は対策は立てやすいです。部活動、委員会活動、生徒会活動、ピアノや英会話などの習い事を通じて、普段から自分の考えをしっかりまとめておきましょう。
次回は甲府市第2弾です。