教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライ山梨です。
 
さて、夏休みも終わりに近づき、受験生の皆さんは特に意識も高まっている事かと思います。
 
今まで英語・数学・理科と傾向と対策をお伝えしてきましたが、

今回は社会についてお話しようと思います。
 
受験生は受験勉強に役立てて頂き、中学1年生・2年生も高校入試の傾向を知ることで、

現在からやるべき事の指針になると思いますので、ご参考にしてみて下さい。
 
 
【社会】
 
「傾向」

ほぼ全範囲からの出題になります。

地理・歴史・公民・総合問題、から各1題ずつ、難易度としては“基礎問題がメイン”になります。

特徴として、初めてみる資料の読み取りや論述があり、思考力を問う問題も出されます。
 
「対策」

(1)    まず全分野の基本事項確認をしましょう!

教科書で太字になっている部分や授業での重要事項(ノートなど)をしっかりと把握(暗記)

できていれば十分ですが、書店などで販売している“基礎事項の確認”用の問題集や参考書も

大いに活用できると思います。まずは【重要事項(基礎事項)の暗記】がスタートになることは

お忘れなく(この部分だけでもかなり配点があります)。
 
(2)    基本事項の確認が終わったら、資料の読み取りにチャレンジしましょう!

基本事項が把握できていれば、自分自身で初めてみる資料などの理解もできるようになります。

科目毎の注意点は以下の通りです。
 
 
~地理~

普段から地図帳や統計表などを意識する。

地図や統計表からの問題は良く出題されますのでなじみが深いと思いますが、

初めて目にするものだと緊張していまいち把握できなかったりします。

しかし、1の基礎事項が確認(把握)できてから見てみると、それらの地図や統計表から

何が読み取れるかが変わってきます。その「何が」が問題の解答となる事が多いのです。
 
 
~歴史~

因果関係や歴史の流れを把握する。

因果関係というのは、一つの出来事が起こった年号を暗記するだけでなく、

その出来事が「どの場所で」「誰が関わり」「同時期には別の場所で何が行われていたか」など、

連想ゲームのように広げる事です。そのように、

「一つの時代を全体像として把握する(絵や図式で描けるぐらいになる)」状態を作り、

それを各時代で行います。それらをつなぎ合わせれば歴史の流れ全体を把握することにつながり、

「一つの出来事の暗記(把握)から全体へ因果関係を広げる」事につながるわけです。
 
実は歴史は、大学受験時にも満点を狙いやすい科目であり、それが可能か否かは、

この「因果関係で全体像を把握する」ができるか否かにかかっています。

それをモノにした生徒にとっては「歴史が一番簡単」に感じるようです。
 
 
~公民~

教科書をまず基本として把握しつつ、新聞やニュースを通じて

「日常の基本的な出来事や社会の動きを把握」しておく事が最重要事項となります。

歴史のコツと同じですが、全体像を把握(一つの出来事だけでなく、その因果関係から全体をみる)

する事が必要になります。【歴史の現在版】というイメージでしょうか。
 
最近は携帯電話などでも簡単にニュースが見れたりしますし、

朝に新聞を読んだりするのも常套手段です。
 
あとはクラスメイトや家族内でも「昨日こんな事があったよね」という雑学的な世間話をするのも、

自然と公民の受験対策をしているように影響が出るという事です。
 
 
以上です。

社会は暗記ととられがちですが、実は連想により全体のイメージを膨らませる科目だと

認識して頂けると、暗記スピードも格段に上がります。

そのためには、【楽しむ】【興味を持つ】というのが大事になります。
 
ここで少し例を挙げます。
 
中学の入学式を思い出して下さい…

「どこで行いましたか?」

「その時は晴れていましたか?雨でしたか?」

「学校の先生で代表で話をしたのは誰ですか?」

「上級生で話を皆の前でしてくれたのは男性ですか女性ですか?(名前は答えられますか?)」

「入学式後から会話をするようになった同級生を挙げて下さい」

「その同級生との想い出をささいな事でも良いので挙げて下さい」

「その同級生が仲良かった生徒を挙げて下さい」
 
など、入学式という一つの「出来事」からでも色々な質問に答えられるようになります。

一つのイメージ把握がいくつかの質問に解答できるように因果関係が広がっていきます。
 
「入学式をどこでやりましたか?」「同級生の成績は?」と単発で解答する(覚える)ために

暗記するのと比べた場合、覚えやすさの質もスピードも違うのがご理解頂けると思います。
 
 
長文になりましたが、この感覚、社会という科目に限らず他科目にも、

もう少し広げると今後の大学受験や社会人としてのスキルにも大きな影響があります。

是非ともチャレンジ、体得してみてください。
 
自分に合った各科目の勉強方法をはじめ進路相談なども、

家庭教師のトライでは個別に対応させて頂きます。
 
今回のような「受身ではない能動的自立スキルアップ」をお求めの方は、

お気軽にご相談・お問い合わせ下さい。

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