2011年8月8日
兵庫県 AO入試対策 その①
今回からは、AO入試対策についてお話をさせて頂きます。
まず、AO入試とは・・・
詳細な書類審査と時間をかけた丁寧な面接などを組み合わせた選考により、入学志願者の能力・適正や学習に対する意欲・目的意識などを総合的に判定して、合否を決定する入試方法です。
一般入試では、【客観的な数字(テストの点数)】で合否が判定されますが、AO入試では学力重視よりも、、【志望動機】や【出願者の人物像】などが最も重視され、合否が判定されるのです。
この点が一番大きな違いです。
AO入試の選考パターンは、大きく5つあります。
①書類審査(※①)(調査書+推薦書+志望理由書など)+面接
②書類審査+小論文(作文)+面接
③書類審査+学力試験(※②)+面接
④体験授業・セミナー(※③)+書類審査+面接
⑤エントリーシート+面談(※④)+書類審査+面接
※① 提出書類は大学によって様々。課題作文・活動報告書・大学生活計画書などが課せられる場合が多い。
※② 大学独自の基礎学力試験や、国公立のセンター試験利用など。
※③ 大学の模擬講義やセミナーに参加して、その後レポートや口頭試問を課すパターン。
※④ 面談とは、大学と受験生が相互に質問・理解し合うものとする。
5つのパターンのうち、もっとも多いのは①の『書類審査+面接』です。
⑤のタイプの選考方法は私立大学が多く取り入れています。
次回は、具体的に大学別にAO入試方法を見ていきます。