2012年6月25日
兵庫県 小学生の文章題克服
小学生(非受験)のご相談で多いのが、「計算はできるけど文章題になるとできない」といった内容です。
しかし、これは中学生からも多いご相談です。
勿論習っている単元は違いますが、根本的な問題点はいっしょということです。
つまり、小学生で文章題を克服しないと中学生になってもつまづいてしまいます。
そうにならないためにも今のうちに文章題もできるようにしておきましょう。
≪文章題を解くポイント≫
①問題の日本語を理解する。
計算はできるのに文章題はできないということは、日本語が分かっていないということです。
文章題で使われている「~よりも」「倍に」などの日本語の意味を、一度確認してから問題を解くようにしてください。
本人にどういう意味か説明させると効果的です。
②数の大きさをイメージする。
『14㎞=○m?』という問題で1400mと答えた子がいました。
その子に『1kmは?』と聞くと、1000mということは分かっていました。
しかし、その時点でも間違いに気付きませんでした。
ここで、「2kmは2000mになるから14㎞が1400mはおかしい!」と気付くのと気付かないのが大きな違いになります。
その子に1kmはここからどれくらい?と聞くと答えられませんでした。
問題を解く時に常に数や量を実際に例えながらイメージして学習していくと概念も分かり、文章題に対応しやすくなります。
ぜひ上記のようなことを意識して、学習してみましょう!