2019年11月20日
須磨学園中学校 傾向と対策 ~社会~
こんにちは! 家庭教師のトライ兵庫校です。
今月は須磨学園中学校の受験勉強の傾向と対策を教科別にご紹介いたします。
今回は社会についてです。
〇全体について
例年、【大問1・2】は歴史分野、【大問3・4】は地理分野、【大問5】が公民分野の問題となっています。 問題の難易度に関しては、教科書にある基本内容から思考力を要するやや難度の高い問題まで幅広く出題されて います。
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出題数 |
内容 |
2019年1回目
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小問18問 |
①『遺跡』:土地改革、絵画の年代、戦争中の各国の関係 ②『元号』:都、鎌倉・江戸幕府、昭和時代、15年戦争 ③『日本の河川』:名称と位置、流域と山脈、三大工業地帯、米作り、県別農産物生産額 ④『自然災害』:警報の名称、地形と自然災害 ⑤『労働』:グラフ読み取り、裁判制度、日本の非核化運動
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2019年2回目 |
小問17問 |
①『道具』:都、東アジア地域の反乱、参勤交代、五街道、江戸時代 ②『近代産業』:明治時代、グラフ読み取り ③『北海道』:産業・自然・海峡・気候、カルデラ湖 ④『関東地方』:緯線、山脈、河川と公害 ⑤『日本で活躍する人物』:日ソ共同宣言、選挙
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2018年1回目 |
小問36問 |
①『絹』:シルクロードの知識、古代、奈良・室町時代、江戸時代初期、商業政策、近代、現代 ②安土桃山・江戸時代、各時代の港町、大宰府、有名神社の所在地、原始、武士 ③『都道府県』:名称と位置、気候・産業の特色 ④『港とそれに関わる産業』:貿易の特色、港の分類、漁業と自然環境 ⑤『ノーベル賞』:非核三原則、環境に関する条約、戦争や平和の条約締結や出来事、 日本や世界の時事問題
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2018年2回目 |
小問39問 |
①『建築物』:近代、原始、奈良・鎌倉・江戸時代に活躍した人物、外交史、織田信長、 奥州藤原氏、足利氏、軍艦島、日本の世界遺産 ②江戸時代初期、五・一五事件、鎌倉・平安・明治時代、寺院 ③瀬戸内工業地域、環境問題 ④『世界地図』:大陸・海洋、経度、時差 ⑤『地形図』:等高線、扇状地、土地利用の関係
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2017年1回目 |
小問36問 |
①『お金』:飛鳥時代以前、明治・江戸時代、戦後、石見銀山、都の変遷 ②承久の乱、飛鳥時代、近現代史 ③山・川の名称と位置、生活や産業の特色、日本海側の地域、棚田 ④『自動車・工業』:貿易、日本企業の海外進出、工業地帯、各国の自動車生産台数の推移 ⑤『オリンピック』:環境に関する議定書や協定、憲法、国際分野の知識、グラフ問題、 地方財政、内閣、省庁名
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2017年2回目 |
小問32問 |
①幕末の開港、勘合貿易、武士、外交史、安土桃山時代 ②『世界遺産』 ③『運輸・交通』:農業の特徴、輸入資源 ④『水資源』:香川用水、琵琶湖、ヒートアイランド現象、等高線 |
※『』:テーマ、題材
〇各問について(傾向・対策)
【大問1・2】 歴史分野では各時代からまんべんなく知識や出来事が出題されている傾向です。
【大問3・4】 地理分野では日本の各地域についての地誌の知識や、資料を読み取る力、思考力を要する問題が出題されている傾向です。
【大問5】 公民分野では時事的な話題を題材にしながら、政治制度から国際問題、環境問題まで幅広く出題されている傾向です。
〇 社会のまとめ(総評・アドバイス)
歴史分野では、各時代の特色の理解と、歴史の基礎知識の定着度合いを確認することを目的として出題されています。外交や社会経済、政治、活躍した人物に関する問題が多く出題されていて、幅広い歴史知識が問われています。また地理分野だけでなく、歴史分野でも場所を問われることがあるので、都道府県の位置は確実に、地域の特色もおさえておきましょう。
公民分野で見慣れない問題が出題されていることがあるかもしれませんが、選択肢をしっかりと読み解くことで正解を導くことができます。時事問題やそれに関連する問題も毎年出題されているので、日頃からニュースに耳を傾けることや新聞に目を通すことを習慣化し、新しい話題への理解を深めましょう!
全体的に設問数が多く、資料の活用や記述問題も含まれるので、知識問題については反射的に解けるようになっておくことが重要です。
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