兵庫県高校入試の傾向と対策、今回は理科の生物分野についてお伝えします。

生物分野では、「植物の生活と種類」、「細胞と生殖・生物のつながり」などが頻出単元と言えます。

また問題の傾向として、はたらきの説明や観察方法の説明など、

記述での解答を求めるものが多く、実験や観察の方法など幅広い知識を身につけることが必要となります。

学習についても、テキストの語句の丸覚えだけではなく、

仕組み・理屈を理解した上で、解答として記述できる訓練をすることが重要です。

兵庫県高校入試の傾向と対策、今回は理科・化学分野です。

化学分野では、「身のまわりの物質」、「化学変化とエネルギー」、「分化と化合」などがよく出題されています。

出題内容は、実験の操作や化学反応式、質量保存の法則など広範囲にわたっており、

授業中に習った内容をその都度、しっかりと理解・整理しておくことが重要です。

３年間分の定期テストの問題が非常に有効な参考書になると言えるでしょう。

その上で、実験操作・方法、化学式、モデル図、実験器具や試薬のはたらき、計算など、

偏りなく取り組むことが必要とされます。

例年、選択問題では物理分野が出題されることが多く、範囲も広く総合的な問題が出題されます。

特に「身のまわりの現象」、「エネルギー」、「圧力」は頻出単元であり、色々な問題に取り組んでおく

ことが重要です。

また計算・説明・作図などの問題も出題されやすいため、

中１、２年の頃から、授業内容を十分に理解しておくこともポイントになります。

その中で、基本的な定理については、確実に押さえておきましょう。

兵庫県高校入試の傾向と対策、数学の第四回は確率・統計分野についてです。

この分野では、場合の数・確率に関する問題がよく出題されています。

問題の形式自体はサイコロやカードが用いられたオーソドックスなものが多いですが、

思考力・知識を必要とする工夫された問題が見れれます。

学習の際は、基礎・基本の確実な理解と、豊富な演習による問題慣れ・パターン慣れがポイントになります。

兵庫県高校入試・数学では、平面図形、空間図形ともに例年出題されています。

特に平面図形の重要度が高いです。

また、証明問題も毎年必ず出題されており、今年度受験においても出題が予想されます。

中でも円に関する証明と合同・相似は頻出単元となっており、確かな理解と解答力を身に付けておく必要があります。

作図についてもよく出題される傾向がありますので、本番で慌てないように、

いろいろなパターンの作図訓練も行っておきましょう。

兵庫県高校入試の数学では、大問3に二次関数、大問5に一次関数が出題される流れが過去3年間連続しており、

今年度の受験においてもチェックが必須な分野だと言えます。

傾向としては例年、一次関数と二次関数の融合問題で、面積に絡むものや、

ダイヤグラムに関する問題がよく出題されています。

学習を進める上では、関数の基本的な仕組みをしっかりと理解した上で、

様々な種類・レベルの問題にそれらの仕組みを当てはめる演習を行うことが重要です。

兵庫県の公立高校入試問題では、毎年大問1，2問目に計算問題および方程式、

そして、それらを使った文章問題が出題されています。

例年、この分野は非常に正答率が高く、逆を言えばこの分野で点数を落としてしまいますと、

他の受験生に大きく差を開けられてしまうことになります。

問題傾向としては、正負の数、四則計算、平方根、方程式、連立方程式の応用問題などが頻出です。

公式の確かな理解と、繰り返しの演習による処理スピードの向上と確実性の養成が、

対策学習をする上での最大ポイントとなります。

また、普段から計算問題に取り組む際には検算を行う癖を付けておくことで、

ケアレスミスによる失点を防ぐことも重要です。

平成24 年度兵庫県公立高等学校入学者選抜に関する基本方針が兵庫県教育委員会のホームページに発表されております。

以下にまとめますので、参考にして下さい。

≪入学者選抜の基本方針≫

①出願資格、出願手続、志願変更の手続等志願者の取扱いについては、要綱に定めるところによる。
②入学者の選抜は、各高等学校単独又は複数志願選抜で行う。
なお、複数志願選抜の学区及びその具体的な方法については、要綱に定めるところによる。
③入学者の選抜は、普通科、専門教育を主とする学科における各学科及び総合学科ごとにそれぞれ行う。
ただし、専門教育を主とする学科を設置する高等学校にあっては、複数の学科の募集定員を一括して選抜することができる。この場合の実施校・学科については、別途指示する。
④入学者の選抜は、中学校の校長から送付された調査書その他必要な書類、要綱に基づいて実施する学力検査の成績等を資料として行う。
⑤学力検査による入学者の選抜においては、学力検査の成績と調査書の学習評定との比重が同等となるようにする。その方法については要綱に定めるところによる。
また、調査書の特別活動、部活動等の記録において顕著な内容がある場合には、その内容を各高等学校の特色に応じて評価して特別に取り扱ってよいこととする。
その方法については要綱に定めるところによる。
⑥各高等学校の特色に応じ、学力検査を実施しない入学者の選抜を行うことができる。その場合の実施校・学科及びその具体的な方法については要綱に定めるところによる。
⑦学力検査は、国語、社会、数学、理科、英語（ リスニングを含む）の5教科で実施する。その際、中学校学習指導要領に示されている5教科の目標に則し、内容の基本的事項について出題し、理解力、応用力、分析力等基礎的な学力についての検査とする。
ただし、総合学科の学力検査において、実技検査での受検を希望する者は、出願時に音楽、美術、保健体育、技術・家庭の４教科の実技検査のうちの希望する1教科を届け、学力検査のうちの１ 教科に代替することができる。その際、実技検査は、中学校学習指導要領に示されている4教科の目標に則し、内容の基本的事項についての検査とする。
⑧受検者の進路に対する意志の確認等、調査書の記載事項とも関連して、受検者に対する理解を一層深める必要がある場合には、面接を実施して、その結果を選抜のための資料に加えることができる。
⑨推薦入学による入学者の選抜は、全日制の課程のうち、専門教育を主とする学科、総合学科並びに普通科の一部に設置する国際文化系コース、自然科学系コース、総合人間系コース、健康福祉系コース及び単位制による課程について実施する。
その際、中学校の校長から送付された推薦書、調査書その他必要な書類、要綱に基づいて実施する適性検査、面接等の結果を資料として選抜を行う。
⑩帰国生徒にかかわる推薦入学については、要綱に定めるところによる。
⑪定時制の課程の受検者のうち満20 歳以上の希望する者については、学力検査を行わず、面接及び作文による選抜を実施する。その方法については要綱に定めるところによる。
⑫通信制の課程の入学者の選抜については、兵庫県立高等学校の通信制の課程に関する規則（ 昭和35 年兵庫県教育委員会規則第６号）に基づき、要綱に定めるところによる。
⑬定時制の課程及び通信制の課程において、合格者が募集定員に満たない場合には所管教育委員会に届け出て、更に募集を行うことができる。
⑭兵庫県立大学附属高等学校の入学者の選抜については、兵庫県立大学長が別途定める「兵庫県立大学附属高等学校入学者選抜実施要領」による。

ＡＯ入試対策に関しては、今回の第５回で最後です。

ＡＯ入試の対策には、一定以上の時間を費やす必要があります。ＡＯ入試の出願や選考のピーク時になる８月末～１１月頭は、多くのまとまった時間を、提出書類の作成や小論文対策・面接対策に費やすため、一般入試への対策があまりできず通常の受験勉強が不足してしまいます。

そこで、家庭教師のトライでは、徹底したスケジュール管理を行い、ＡＯ入試対策と一般入試対策を効率的進めていきます。

以上のように、小論対策から面接対策、そして学習のスケジューリングまで家庭教師のトライでは対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。