2011年4月26日
高知県 土佐中・学芸中・土佐塾中受験 【国語対策のポイント】
例年中学受験の相談を多くいただきます。昨年もトライ高知校から、土佐中・学芸中・土佐塾中へ進学した生徒さんがいました。
今回はこれらの中学受験に向けて国語の学習ポイントをご紹介したいと思います。
【土佐中・学芸中・土佐塾中受験に向けた国語の学習ポイント】
「小説・物語は心情や場面、行為の読み取りが重要」、「論説・説明分は作者の意見や事実の読み分けが重要」と一般的に言われますが、それより優先して行いたいのは、
『問題文から文章のタイプやキーワード、文意・要約を確認する』
ことです。これは、意外と行っていない生徒さんが多いです。
6年生にもなると中学レベルの文章が出題されますし、5年生に比べて読解文字数も1.5倍程度増えます。読解にはスピードと正確性が必要になりますので、先に問題文を確認して、ポイントをつかむことで読解効率を上げられます。
国語が苦手な生徒さんには以下の傾向がみられます。
①語彙力が少ない
②文法、接続詞、指示語を読み取る力が低く文意が正確にとれない
③問の趣旨を正確に読みとれない
■国語の苦手克服トレーニング
①短文読解のトレーニング:短文の読み取りと記述問題で数多くのトレーニングを行いましょう。
②文法問題:特に指示語、接続詞の問題を数多くこなしましょう。
③小説・物語・論説・説明文・詩・短歌・俳句などの文章構成を見抜く練習を行いましょう。
④問題文を読み、本文のポイントを頭の中で組みたてるトレーニングを行いましょう。
①~④を行うことで論理的に国語の文章を読解する癖が付いてきます。
国語が苦手な生徒さんには「国語の文章は難解だ」「わからないから読むのがめんどくさい」などと言う方が多いです。しかし、論理的に文章を読む癖さえつけば、算数と同様に、論理的・合理的に問題を解けるようになります。そのため算数が得意な生徒さんは、コツをつかむと国語の成績も一気に伸びるというケースがあります。
国語の学習はやっても成績が伸びるのか?という声も聞かれますが、時間をかけて丁寧に対策を行えば国語は必ずできるようになります。まず漢字や熟語・文法などの基本を徹底して習得し、そのうえで読解のトレーニングを行ってみてください。
国語の対策にこそ、家庭教師の活用をお勧めします。
お子さまの思考タイプを踏まえ、国語をわかりやすく指導いたします。
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