2019年9月6日
勉強には”リズム”がある
こんにちは、家庭教師のトライ高知校です。
9月に入り、夏休み明けテストが帰ってきた生徒さんも多いのではないでしょうか?
今回は、知る人ぞ知る“勉強のリズム“ついてご紹介します。
一定の間隔や規則的に連続的で続くテンポのことをリズムといいます。
例え話をしましょう。
今日は、3時間勉強をする!と決めているとします。科目は何でも構いません。
どのような問題かはさておき、あなたはわからない問題1問に30分40分も悩み、そこで躓いてしまったとします。
それは少なくとも全体の時間の6分の1をその1問に費やしてしまったことを意味します。
これではタイムパフォーマンスが悪くなってしまうだけではなく、“勉強”の意識が 1漸減していき、
それに伴い学習意欲も低下します。
これが勉強の“リズム”を乱しているということです。
ではどうすればそのリズムを整え、自分の勉強を効率化できるのでしょうか。
わからない問題はそのままでいいのでしょうか。
解決策は簡単です。
まずは意識しやすいように例を話しします。
多くの人にとって、朝の時間は大切です。
1分でも長く寝ていたい、1分でも早い電車に乗りたい、1分でも1分でも、見ているあなたにも経験があるはずです。
そして、少なからず朝の時間を貴重に感じているはずです。
その理由は使える時間が決められているからです。
夜は5分夜更かししようが10分夜更かししようが、あるいは1時間夜更かししても大したことないと考える人もいます。
これは、時間が決められていないからこそ、その時間の価値を意識しづらいことに起因します。
勉強には”朝の時間”の意識が必要です。
つまり、思考する時間の上限を決めなければいけないのです。
例えば1問につき5分だけ悩む時間をかけていいとします。
そうすることで潜在的な義務感が生じます。
その時間内に何とか解こうと脳の意識は集中し、時間を決めないよりも必死で思考するでしょう。
また、結果としてその5分を過ぎてしまったとき、今の自分は「5分かけてもその問題を解く能力が身についていない」と言えるのです。
これは、「30分かかったけど問題が解けた!」と思う よりも はるかに大切な自分への認識にもつながるのです。
仮に問題が解けなかったときも心配はいりません。一定の時間自分の頭で悩んで答えが出ないのであれば、回答解説に頼るべきです。
時間は有限であり、その有限な時間を手助けしてくれるものこそが回答解説だからです。
取り掛かる→思考する→解ける→次の問題
取り掛かる→思考する→解けない→回答解説
この2つのパターンを乗算して時間のコントロールを身に着けていきましょう。
そうすることで飛躍的に学習のリズムは形になり、結果として試験時間を意識し、さらには受験を制することができるのです。
しかし、せっかくリズムを手に入れても、肝心の解法自体が手元にないとき、自分のリズムがわからないとき、どうすればいいのでしょうか。
そんなときのためにトライがあります。
トライの教育プランナーはあなたに最適な”リズム”を提供します。
考えるより先に、トライにご相談ください。
1漸減(ぜんげん) 次第に減ること、減らすこと。 ⇔ 漸増(ぜんぞう)