2019年9月27日
“記憶”と”理解”
こんにちは、家庭教師のトライ高知校の瀬川です。
すこし前に「まだ暑い」と書きましたが、
気づけばすずしい!
むしろ早朝などは肌寒いくらいです。
8月には36度を観測した高知。
東側で発生した積乱雲に西寄りの風が向かって吹いたことが暑さの原因らしいです。
2013年、当時の国内最高気温の41度が四万十市で観測されたことも記憶に新しいです。
……記憶と言えば!
・その時は理解できていたのに、いざ0から考えるとよくわからない
・答えは覚えているのに、そこに至るまでの過程が思い出せない
そんな経験、ありませんか?
そこで今回は、“記憶と理解“の考え方についてお話します。
理解することと記憶することは、しばしば同様に扱われがちです。
学校の先生が言う「理解していれば記憶に残る」 がその最たる例です。
しかし、実際のところそれは少し違っています。
“理解する“ということは、“頭の引き出しに情報をしまうこと“
そして、”記憶する“とはその“理解をいつでも取り出せるようにしておくこと”
と私は考えます。
つまり、頭の中の”理解”を取り出せるようになることこそが”記憶している”ことです。
そしてまた、記憶することにおいて最も重要なのは、“整理された理解”です。
現実でもきちんと整理された引き出しなら、すぐに目的のものを取り出せます。
それと同じように、”整理された理解”は、必要な際にすぐに取り出せます。これが記憶されている状態です。
「0から考えるとよくわからない」のは「どこにしまったか覚えていない」 という状態です。
「答えは分かるけど解法が思い出せない」のは「場所は覚えているけれど、ごちゃごちゃしていて取り出せない」という状態です。
つまり、ちゃんと整理されていないため、うまく記憶できていないのです。
残念なことに、整理されていない理解は、意識の1論過を招きます。
これが記憶できない理由です。
そして、多くの人は気づいていませんが、自分一人でこれらを解決する手段はありません。
つまり、上手に「記憶する」ためには、理解のしまい方とその場所を”正確に教わること“が唯一の解決策なのです。
そこでトライの出番です。トライの指導はあなたの”理解”を”記憶”に導きます。
悩むより先に、トライにご相談ください!
1論過(ろんか) 誤った知識や思考。 また、それと気づかず論じること。
類語:偽推理(ぎすいり) 無意識的な誤った推理。
例文:晩秋の候、キリギリスの考える冬は論過であった。