教育プランナーブログ

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前回に引続き、高校入試対策に関してお伝えしていきます。

第2回目となる今回は数学です。

まずは数学の昨年度の公立高校入試の配点をご覧ください。

 

<平成23年度長野県公立高校入試問題>

【数学】

 【1】基本問題(計算・関数・図形) 36点
 【2】標準問題(方程式の利用・確率・図形) 27点
 【3】関数問題(一次関数の応用) 20点
 【4】図形問題(証明) 17点

 

英語と同様に毎年大問4つが出題されます。出題の傾向や配点もほとんど同じです。

【1】では各単元の基礎問題が出ますが、昨年度入試では計算問題はたったの5問しか出ませんでした。それにも関わらず、ほとんどのお子様が毎日の提出ノートで計算問題ばかりやっているのが現状です。 毎日勉強しているのに点数が上がらない典型的なパターンとも言えます。

【2】の問題では方程式の利用(文章題)と確率の問題が出題されるのが特徴です。

【3】【4】では毎年非常に難しい問題が出題されます。ここ数年数学の平均点が40点台まで下がっていますが、それは受験生の半分以上が【3】【4】の問題で落としてしまっているからです。数学で7~8割以上の点数を取るには、【3】【4】の問題まで対応することが絶対条件になります。

 

このように数学は出題範囲が明確ですので、5教科で最も対策がしやすい教科です。

自分の志望校に合わせてどこまでできるようにすれば良いのかを決めて学習することをおすすめします。例えば普通科進学高校を志望している生徒さんは【3】【4】まで対応する必要がありますし、平均前後の学校を志望している生徒さんは、【1】【2】を確実に取れるような学習が効率的です。

 

次回は国語編をお届けいたします。

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