教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



今月は、高校入試対策に関してシリーズでお伝えしております。

第3回目となる今回は国語です。

まずは昨年度の公立高校入試における国語の配点をご覧ください。

 

<平成23年度長野県公立高校入試問題>

【国語】

 【1】説明文 40点
 【2】漢字(書き取り) 16点
 【3】古文 17点
 【4】小説 27点

 

国語も英数同様に上記の大問4つで出題されます。それぞれ読解力や暗記など対応する要素が異なるので勉強の仕方に注意が必要です。

【1】の説明文の問題の中には漢字の読みが8点分出題されますが、【1】と【4】の文章読解で全体の6割以上の配点を占めているのが特徴的です

それに対して、学校の国語の課題は漢字練習が中心です。16点(8問)しか出題されない漢字練習を3年間毎日やっているのが現状です。しかも入試に出題される漢字は、練習しなくても書けるような簡単な漢字が多いのも特徴です(過去問を確認してみてください)。

漢字練習を1日1ページやるよりも、文章問題を1日1題やる方が、これからの総合テストや入試に向けて効率の良い学習といえるでしょう

たしかに国語の文章問題は、解くための公式はなく、二度と同じ問題が出ないため、勉強のモチベーションが上がりにくい分野です。しかし、勝手に文章問題ができるようにはなりません。入試でこれだけ多くの配点の問題が出ると分かっている以上、今のうちから対策を行うことをおすすめします。

入試本番で全く同じ問題は出ませんが、問題の出し方にはパターンがあります。1日1題をやるのとやらないのとでは、3カ月後の力の差は歴然です。

読解力がなく文章問題が苦手というお子様は、普段ほとんど勉強をせずに漢字練習だけをやっているケースが多く見受けられます。まずは1ヶ月やり続けてみてください。それでも何かしらプラスの成果を実感できるはずです。

このページのトップに戻る

長野県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら