2012年7月29日
長野県 読書感想文 書き方のポイント
家庭教師のトライ 長野校です。
7月も間もなく終わります。気が付いたらお盆になり、あっという間に2学期が始まります。
お盆前には学校の宿題を済ませ、お盆明けからは予習に取り組みましょう。
さて、今回は夏休みの宿題の定番である「読書感想文」の書き方についてお知らせします。
ポイントはいろいろありますが、まずは、『「感想」を書かないこと』です。
感想文なのに感想を書かないの!?と思われるかもしれません。
しかし「感想」を書こうとすると、「おもしろかった」「恐かった」「ドキドキした」など
抽象的や画一的な表現になったり、あらすじをダラダラと書き連ねたり、と
なかなかおもしろい文章になりにくく、評価もされにくいです。
評価の高い読書感想文の書き方とは、
「自身の体験に基づいて、登場人物の性格、行動などを
自身の日ごろの生活と比較して文章にする」
ことです。
段落ごとに以下のような内容を、まずは箇条書きで下書きをしていきます。
A)登場人物について
・行動、性格、出来事、などを考慮します。
B)自身の経験や価値観と比べて
・○○には共感できるけど、私なら○○と感じる。
C)作者の主張について
・作者はこの場面でなにを伝えたかったのかを考える。
最後に、これらをまとめていくと良い感想文になるでしょう。