2013年2月17日
長野県 算数が得意になるためのコツ!
皆さん こんにちは。
家庭教師のトライ 長野校です。
先日ある雑誌で、「算数が得意な子の脳はどこがちがうのか!?」という見出しの記事を見つけました。
「算数ができるかできないかは生まれつきの問題ではない!
訓練すればだれでもできるようになる」
というものでした。
長野県公立高校入試での数学の難問出題や、指導要領改訂における理数系強化など、
現在注目されている算数・数学の対策に少しでも役立てばいいと思い、簡単にご紹介いたします。
まず驚くのは、「算数の問題を思考する時に『脳』のどの部分を活用しているのかは特定されていない」
ということです。例えば、国語であれば「言語や感情」、美術なら「視覚」をつかさどる部分を主に使います。
しかし、算数は『脳の複数の部分を使い思考している』のだそうです。
算数の問題に取り組む時は、人の脳は非常に複雑な活動をしていると言えます。
そんな複雑な能力を高めるためのコツを、3つお伝えします。
①何度も問題を解く
当たり前のことですが、やはり必要性の高い方法です。
いろいろな道を迷いながらたどり着いた目的地(解答)は、
スタート地点からとても距離があり、道程も入り組んでいます。
一度解いただけで「道順を覚えたつもり」になってしまっては、二度とその目的地にはたどり着けません。
道順を見返し、最短ルートを見つけ出し、何度も確認しながら通ってみる必要があります。
トライでは「ダイアログ(対話式)学習法」という指導を徹底していますが、
この学習法は、まさに「道順の見返し」にあたります。
②頭の中だけで答えが出ない時は手を動かす
算数の問題を思考しているときは、脳の中を答えを探してウロウロしている状態です。
特に答えが見つからない時は、「同じ道」をグルグルまわっています。
そんな時は、手を使ってみてください。
幼年期の子どもが指を折って計算するように、とりあえず手を動かしてみましょう。
文章問題を図にしてみたりしてください。
答えが出ないからといって、ウーンと頭を悩ませているよりも、新しい道が見つかるかもしれません。
③答えがどこで間違ったかを把握する
算数を勉強することで一番育まれるのは「自己認識能力」だと言われています。
周りを観察し、自分を認識し、比べることで行動を決めたり自分を確かめたりする能力です。
答え合わせを機械的に行い、○×だけで終えてしまっては「自己認識能力」は成長しません。
模範解答と自分の解答を比べ、「どこが間違ったのか」を把握し、改善する事が大切です。
点数が良かった悪かっただけで一喜一憂するのではなく、
丁寧な解答が書けているか、計算を解くプロセスに漏れや抜けは無いか、
などを評価することができれば、
自己認識能力が養われ、算数が得意になること間違いなし!です。