教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



皆さん こんにちは。

家庭教師のトライ 長野校です。

 

先日ある雑誌で、「算数が得意な子の脳はどこがちがうのか!?」という見出しの記事を見つけました。

 

「算数ができるかできないかは生まれつきの問題ではない!

訓練すればだれでもできるようになる」

というものでした。

 

長野県公立高校入試での数学の難問出題や、指導要領改訂における理数系強化など、

現在注目されている算数・数学の対策に少しでも役立てばいいと思い、簡単にご紹介いたします。

 

まず驚くのは、「算数の問題を思考する時に『脳』のどの部分を活用しているのかは特定されていない

ということです。例えば、国語であれば「言語や感情」、美術なら「視覚」をつかさどる部分を主に使います。

しかし、算数は『脳の複数の部分を使い思考している』のだそうです。

 

算数の問題に取り組む時は、人の脳は非常に複雑な活動をしていると言えます。

そんな複雑な能力を高めるためのコツを、3つお伝えします。

 

 

①何度も問題を解く

 

当たり前のことですが、やはり必要性の高い方法です。

いろいろな道を迷いながらたどり着いた目的地(解答)は、

スタート地点からとても距離があり、道程も入り組んでいます。

一度解いただけで「道順を覚えたつもり」になってしまっては、二度とその目的地にはたどり着けません。

道順を見返し、最短ルートを見つけ出し、何度も確認しながら通ってみる必要があります。

 

トライでは「ダイアログ(対話式)学習法」という指導を徹底していますが、

この学習法は、まさに「道順の見返し」にあたります。

 

 

②頭の中だけで答えが出ない時は手を動かす

 

算数の問題を思考しているときは、脳の中を答えを探してウロウロしている状態です。

特に答えが見つからない時は、「同じ道」をグルグルまわっています。

そんな時は、手を使ってみてください。

幼年期の子どもが指を折って計算するように、とりあえず手を動かしてみましょう。

文章問題を図にしてみたりしてください。

答えが出ないからといって、ウーンと頭を悩ませているよりも、新しい道が見つかるかもしれません。

 

 

③答えがどこで間違ったかを把握する

 

算数を勉強することで一番育まれるのは「自己認識能力」だと言われています。

周りを観察し、自分を認識し、比べることで行動を決めたり自分を確かめたりする能力です。

 

答え合わせを機械的に行い、○×だけで終えてしまっては「自己認識能力」は成長しません。

模範解答と自分の解答を比べ、「どこが間違ったのか」を把握し、改善する事が大切です。

 

点数が良かった悪かっただけで一喜一憂するのではなく、

丁寧な解答が書けているか、計算を解くプロセスに漏れや抜けは無いか

などを評価することができれば、

自己認識能力が養われ、算数が得意になること間違いなし!です。

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