2013年9月5日
長野県 小学生の宿題
みなさん、こんにちは。
家庭教師のトライ 長野校です。
2学期が始まりました。日差しは暑く、夜は涼しい感じになってきましたので
体温調整にお気をつけてお過ごしください。
さて、今回のテーマは「小学生の宿題」です。
長野県の宿題は小中通して「提出ノート」が原則です。
数学(算数)、国語、英語、日記を毎日提出です。
宿題の内容はある程度提示されるとは言え、本人の裁量によって決まる部分が多くなります。
「やっているだけ」という状態にならないように注意することが絶対条件です。
ご相談のお問い合わせをいただき、実際のノートを拝見すると以下のようなパターンが見受けられます。
1)できる(解ける)問題だけ選んでやっている
2)答えを写して終わっている
3)漢字を書いているが暗記していない
などです。一般的に親御さまが宿題を確認するときには、
母:「宿題やった~?」
子:「やったよ~」
で終わると思います。これでは上記のような3点は決して解決しません。
宿題の中身まで確認するのは、なかなか大変な作業ですが是非実施してほしいです。
最後に、漢字を含めた学習で「暗記」という学習ができない子が多くいます。
暗記する、というのは全ての教科/学習において非常に重要な手法です。
白文帳のマスを埋めるためだけに書かれた漢字は全くお子さまの脳に残っていません。
では、どうすれば良いのか・・・テストです。
その日に学習した漢字のテストを実施してあげましょう。
満点取れれば宿題は終了です。
「宿題をする」という学習から「漢字を覚える」という学習に転嫁させるのです。
通常のテストでは100点を取れない子でも、1日1ページの漢字5個程度であれば
無理のない範囲でがんばれるのではないでしょうか。
親御さまとしても「褒める」機会が生まれます。
義務感のような、「宿題やった~?」という声掛けから
「漢字5個覚えた~?テストするよ~」
という少し緊張した、期待感のあるやりとりが生まれると「宿題」が楽しくなると思います。