教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



みなさん、こんにちは。

家庭教師のトライ 長野校です。

 

まず、長野市立裾花中学校バレーボール部の皆さん

全国大会優勝おめでとうございます!

 

3年ぶり5度目の全国制覇ですが、素晴らしいことですね。

競技を通じて学んだ多くのことを今後の受験勉強にも生かして欲しいと思います。

 

さて、今回は今年の春に行われた全国学力調査結果に関してです。

 

小学校第6学年と中学校第3学年を対象に「国語、算数、数学」の3教科が実施されました。

A問題は「知識」に関するもの、B問題は「活用」に関する内容となっています。

 

長野県教育委員会の発表では、

「小学生は全ての面において全国平均を超えており、B問題は特に良好」

「中学生は国語A以外は全て全国平均を下回っており、数学に大きな課題がある」

となっています。

 

確かに、発表資料を見ると中学生の方はかなり不安になる結果です。

別の機関の統計で、無回答だった問題に対して理由を確認したところ

「問題の意味がわからない」

という理由が一番多かったそうです。

普段から読み慣れていない問題にテストで直面し、思考が停止してしまったのかもしれません。

 

安易に原因を推測するわけにはいきませんが、普段の学習の中で、

「できない、わからない問題」にどう取り組んでいるか

「人にわかりやすく説明する」という学習をしているか

に不安を感じます。

 

以前のブログにも書きましたが、長野県の小中学校の多くは宿題で「提出ノート」というものがあります。

これは「自分で学習内容を考え判断し、1日1教科1ページづつ取り組む」という宿題です。

 

担当生徒のノートを確認すると、数学は計算問題のみだったり、英語は単語だけだったり、

意思が感じられないものが多くあります。

 

できない・わからない問題に取り組む時には大きな負担がかかります。

避けて通れるならそちらに流れてしまうのは心情もわかります。

しかし普段の学習がそれでは、「思考」するということに不慣れになってしまうのは必然かと思います。

 

屋代中学を始め、公立の中高一貫中学校は入学適性検査問題でこの手の

「思考力」を問う問題を多く出してきます。

 

求めている能力と現実のギャップを埋めていくにはどうしたらよいのでしょうか。

 

家庭教師のトライでは、トライ式学習法の中にダイアログ(対話式)学習法というものがあります。

これは「本人の理解力を確認する、深く理解させるため」に行う学習指導方法です。

問題文を声に出して読み、なぜその式を立てたのか説明してもらい、答えまでのプロセスを発表させる。

そういった学習方法を普段から実践することで「問題への取り組み方(アプローチ方法)」が身に付きます。

答えだけ教えてもらう、解き方だけわかったつもりになる、そこからの脱却が必要だと考えています。

 

長野県を始め、少しでも多くの子どもたちにトライのマンツーマン指導を提供し、

よりよい学習環境の構築にむけて、これからも取り組んでいきたいと思います。

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