教育プランナーブログ

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こんにちは、奈良のトライさんです。

 

今回は、大学の志望校別対策について書きます。

 

京都大学の文系科目についてです。

 

 

【国語】

 

形式は、評論文、随想文、古文の3題です。

記述形式の出題です。記述量は多いです。

 

・様々な加点要素を考えて記述しよう。

 解答スペースが広いのは、すべての解答要素を含めろという出題者の意図があるためです。

 一つの要素のみを抽出し、本文そのまま書き写すのは×です。

 

・筆者の主張と例示の区別をしよう。(特に、随想文において)

 随想文は、特殊な文章形態ですが、基本的には評論文と変わりません。

 筆者がその文章を通じて何を主張したいかを考えながら読みましょう。

 

・古文は、主語の把握、逐語訳を徹底しよう。(内容把握、現代語訳の記述問題)

 敬語に着目、助動詞の意味の判別などが非常に重要です。また、和歌の日本語訳も出題されます。

 

 

【数学】

 

大問5題の出題です。

出題範囲も幅広く、難易度も多様です。

頻出分野は微分積分、場合の数・確率、数列です。

 

・基本方針として、自分の力で何問取れるか考えましょう。

 試験本番で何点取るかを考えておけば、本番で冷静に試験に臨めます。

 

・問題のレベルは多様なため、問題の難易度を見抜く力を身につけましょう。

 

・小問がない問いもあるため、ゼロから自力で解けるように演習しましょう。

 

 

【英語】

 

英文解釈と英作文の出題です。難易度は高いです。

 

・英文解釈では、文構造の把握、逐語訳、文章全体からの解釈が必要になります。

 

・英作文では、日本語の意味をまず考えることが重要です。

 そこから、自分の知っている構文にあてはめていきましょう。

 

・主に必要なのは、構文把握力と単語力、多彩な定型表現です。

 問題の難易度が高いため、過去問などで一つの問題に多くの時間をかけ考える練習をしましょう。

 

 

【社会・・・【世界史】【地理】【日本史】

 

形式は、単語記述、選択式、論述です。各教科大問4題です。

 

◎世界史:単語記述の大問2題、論述の大問2題

 

・単語記述問題は、説明文のヒントが少なく、用語集などで各用語の定義を確認しておきましょう。

 

・論述問題では、歴史の流れが重要です。中世以降からの出題が多いです。

 国別のタテの歴史と世界全体のヨコの歴史を意識しましょう。

 

◎地理:単語記述と短い論述の大問が4題

 

・地形図が頻出です。

 対策していなければまったくできないため、地図記号、地形の特徴、各地形における農業

 などについて確認しておきましょう。

 

・基本的には、教科書・地図帳・統計集で対応できます。

 論述においては単語の定義を知っておく必要があるため用語集か活用しましょう。

 

・統計などはセンターの問題などで読み取る練習をしておきましょう。

 

◎日本史:単語記述問題大問3題(70点) 論述問題大問(200字*2)(30点)

 

・単語記述の比重が高いため、教科書の欄外や注、用語集を使って網羅しましょう。

 

・論述は対策するかどうかで大きく得点率が変わります。早めに、記述練習をしましょう。

 

 

社会はいずれも論述問題が出題されます。

学校の先生に、論述の仕方添削指導を受けるようにしましょう。

論述の勉強をすると理解も深まるためおすすめです。

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