2015年1月30日
奈良県 公立高校の入試傾向(英語、数学)
みなさんこんにちは!奈良のトライさんです。
今回は受験直前対策として、
奈良県公立高校の入試傾向(英語、数学)についてお話します。
【英語】
・単語、文法:
単語そのものを問う問題は出題されず、長文に使われている単語は教科書レベルで
難しい単語は使われていない。文法も基本的な文法の仕組みを理解しておけば問題ないが、
長文では単語力・文法力がないと正答率に大きく関わるので、
教科書レベルの単語と文法はしっかりおさえておきましょう。
・会話文、長文読解:
会話文は空所補充問題、英文和訳、問題文を参考にしての和文英訳、英問英答、内容一致の問題
などが出題されています。文章自体は読みやすく質問も分かりやすいので、
会話文ではしっかりと点数を取れるようにしましょう。
長文読解は分量も問題数も多くなっています。そのため速読力が必要になります。
単語や文法は難しいものは使用されていないので、日頃から長文の速読練習を行う事が
点数へ繋がります。
・リスニング:
問題内容は以下の3つです。
1、絵や表に関する英文を聞いて答える問題
2、会話に続く英文を選択する問題
3、会話の内容とあった英文を選ぶ問題
リスニングは文法的な知識よりも何を言っているのか、聞きとる事が重要です。
過去問にもリスニング用のCDがついているので、何度も聞いて耳を慣らしておきましょう。
リスニングは配点も高いので、後回しにせずしっかり対策する事が大切です。
【数学】
・計算、方程式、文章題:
正と負の数、一次式の計算、多項式の乗法・除法、式の展開などがよく出題されています。
また整数と平方根、分数の大小を調べる問題も頻出ですので、平方根の知識は固めておきましょう。
方程式としては、連立方程式と二次方程式の問題は出題されていますが、
計算問題同様、基本的な解法を身につけておけば解ける問題ばかりですので、
ここは満点を取れるようにしておきましょう。
・関数:
基本的な関数の仕組みを理解していれば解ける問題から、座標問題に図形を融合させた問題まで
幅広く出題されています。基本問題は、比例・反比例・一次関数の公式・傾き・切片などを
しっかり理解しておけば、確実に点数が取れる問題になっています。
関数の問題は、出題パターンがある程度決まっているので、関数問題に特化した対策を
取ることにより、図形の分野よりも得点し易い単元です。
・平面、空間図形:
数学では一番配点の高い単元となっており、奈良県の公立高校入試では
絶対に避ける事の出来ない単元です。体積や図形の周りの長さを求める問題では、
円錐や角柱、球の体積など公式をしっかり覚えておきましょう。
そして必ず出題されているのが「作図」と「証明」です。
作図の解き方はほぼ決まっているので問題に慣れておけば得点する事は難しくありません。
証明は苦手にしている方が多いですが、何問も練習すれば書き方がわかってきます。
配点も高いので早めに対策しておくと良いでしょう。
・確率、統計:
基本的に確率の問題は、内容が違っても考え方は同じです。
そのため演習量が点数に結び付きやすい単元ですので、色々なパターンの問題に慣れておきましょう。
確率の問題はひらめきが大切ですので、わからない時は飛ばして次の問題へ進みましょう。
逆に他の問題が手詰まりになった時は、確率に時間を割いて得点に繋げるという方法を
取っても良いでしょう。
自分の得意分野、不得意分野と試験の頻出単元をしっかり把握し、
どの単元の勉強に時間を使うのかを考えて勉強に取り組みましょう。
受験本番まで残りわずかです。効率的に勉強していきましょう!