2016年12月21日
奈良県 【高校入試】古文・漢文問題のポイント!
みなさんこんにちは!奈良のトライさんです!
今回は、奈良県の公立高校入試における古文・漢文問題のポイントについてお話ししたいと思います。
奈良県の公立高校入試の国語では古文もしくは漢文問題が必ず大問でひとつ出題されます。
特に古文は有名な古典からの出題が多い傾向にあります。
過去の出題を見てみますと
平成28年度『更級日記』(配点6点)
平成27年度『伊勢物語』(配点8点)
となっています。
奈良県では漢文は出ない!と言われておりましたが、平成26年度は古典の代わりに
漢詩(配点6点)が出題されており、古典対策だけをしていればいいと言われていた状況から
一変しているので注意が必要です!
ポイント①基礎知識を定着させる!
過去の問題を見ても問われている内容はかなり基礎的なものとなっています。
言葉の意味や歴史的仮名遣いから現代仮名遣いへの直し方、
(「はひふへほ」が「わいうえお」になるなど…覚えていますか?)
返り点など再度確認し定着を図りましょう。
特に現代仮名遣いへの直し方に効果的なのは音読です!
口に出して読むことで耳からも入り定着しやすくなります。
もうワンステップで、文学の歴史も確認しておくといいでしょう。
同じ時代にどのような歌集があったのか、頭に入れておくと安心です。
ポイント②俳句や和歌の読み取りに慣れる!
古典の内容に俳句や和歌が含まれるものが使われる事が多く、なぜこの歌を作者が読んだのかや、
その心情を考える問題が頻出となっています。同じように俳句や和歌が入った文章を
教科書や国語便覧から事前にいくつか読んで慣れておきましょう。
ポイント③主語を把握しながら読もう!
①でも書きましたが、音読しながらこの文章はだれが主になっているのか、
この文章の主語は何なのかを意識しながら読むようにしましょう。
作者目線で書かれているのか登場人物目線で書かれているのかで読み取り方が変わってきます。
古文漢文は特に読み取りをひとつ間違えただけで総崩れになりがちなので注意が必要です。
逆に言うとポイントをきっちり押さえると得点源にもなります。
古文・漢文対策として3つのポイントから書かせていただきましたが、
もうひとつ、トライからのポイントを。
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入試本番まであと数カ月となりましたが、この対策講座を活用することで
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