2015年6月25日
【沖縄県】志望校の決め方 ~ 高校受験編
部活も終わり、本格的に勉強を始めた中学3年生も多いと思います。
中学1年生・2年生についても、新学年に慣れて本格的に勉強を始めた人も多いと思います。
その中で、志望校(目標)を決める人も多いと思いますが、
志望校については、しっかりと考えた上で決めましょう。
「今の成績がこれくらいだからこの高校かな」という考え方は捨てて、
以下の項目を参考にして志望校を決めてください。
①高校卒業後、大学に行きたいと考えている人
沖縄県の高校は、大学に行ける高校・行けない高校とがはっきり分かれてます。
たとえば琉球大学には、
開邦高校・那覇国際高校・球陽高校・向陽高校・首里高校・那覇高校・普天間高校から
毎年50人以上の合格者がいますが、その下を見ていくと、
具志川高校・浦添高校から約30人、
名護高校・与勝高校・読谷高校・コザ高校・那覇西高校・知念高校・糸満高校から10人強、
その他の学校は3人以下です。
他の大学への進学も同様の傾向があります。
つまり大学進学を考えている人は上記の高校に行かないと、3年後非常に厳しい思いをします。
②定員割れしているからといって安易に決めないこと
ここ数年、定員割れしている学校でも、点数が悪ければ不合格にする学校が増えています。
たとえば北谷高校。定員271名のところ177名が受験しました。そして合格したのは150名。
他にも、石川高校。定員195名のところ135名が受験し、合格したのは107名。
今のところ中北部の高校にこういった傾向はありますが、南部の高校にも広がる可能性もあります。
また、2次募集で、定員割れしていても不合格になるケースもあります。
定員割れしているから合格確実とは思わないようにしてください。
③友達が行くから・嫌いな子が行くから、という理由で志望校を変えないこと
意外とこれを理由に志望校を決める生徒さんが多いです。
そして、友達が中退したから自分も中退する…という人も多くいます。
高校を選ぶのは、自分の人生です。自分の頭でしっかり考えた上で決めましょう。