2022年10月20日
沖縄県 謎の郷土料理「ミミガー」の秘密に迫る
こんにちは!
沖縄県のブログ担当です。
☆☆☆☆ 今日のテーマ ☆☆☆☆
「ミミガー」ってなんですの?
今回は、前回に引き続き郷土料理特集。
沖縄県以外ではあまりなじみのない、「ミミガー」が食べられるようになるまでの歴史を調べていきたいと思います。
そもそもミミガーとは
「ミミガー」は沖縄の方言で「豚の耳」を指す言葉であり、このミミガーを使った沖縄料理そのものも、ミミガーと呼ばれます。
豚の耳を火であぶることで表皮の毛を処理し、ゆでたり蒸したりして、細切りにしてから使うのが一般的です。
軟骨のコリコリとした食感が人気で、ポン酢や酢味噌、辛みそやピーナッツバターを使った和え物が代表的な料理。お酒のアテとしても相性抜群です。
「ミミガー」はコラーゲンを多く含み、健康や美容に効果があるといわれ、近年では沖縄に限らず首都圏でも見かけられるようになりました。
ミミガーの歴史
ちょっとずつ全容が見えてきたミミガー。
そんなミミガーが食べられるようなきっかけ、知りたくないですか?
私は、すごくしりたい!と思ったのですが・・・
(だって、豚の耳をたべよう!って最初に思いついた人すごくないですか。)
どうやら
ミミガーの発祥起源は わかっていない そう・・・!
ミミガーって、とっても謎多き食べ物なんです。
あ!だけど、ミミガーについて多少はわかっていることもあるんですよ。
今でこそ沖縄は豚肉文化圏ですが、昔は牛肉が主体であった事は、多くの資料より明らかになっています。
琉球において牛肉食用が減り豚肉主体となったのは王朝中期、蔡温の改革以降です。
ミミガーが普及したのもこの時期以降である事は、ほぼ間違い無いでしょう。
中国使節歓待料理に出だしたのもこの時期。
起源は中国かもしれませんが、この時期に琉球で独自発展した料理と言えるかもしれません!
いかがだったでしょうか。
次回は、いよいよ郷土料理編最終回、ソーキ汁の登場です。
おたのしみに!
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