2011年8月4日
【静岡県2011年夏ブログ企画⑧】静岡県学力調査対策 数学
こんにちわ、家庭教師のトライ静岡本部です。静岡県学力調査対策について書いてきたこの企画もいよいよラストの数学になりました。残り1ヶ月間やれるだけのことはやって臨みましょう。数学は昨年度も難しく、平均点も低かったです。特に対策を行うべき教科でしょう。
学調対策 数学≪傾向分析と対策≫
◆ 範囲
中学1年~2年の全範囲 + 3年の乗法公式・因数分解・平方根
◆ 重点単元
【計算問題】
計算過程もきちんと書くようにしておきましょう。答えのみの解答でもよいですが、当テストの場合は過程指定がなくとも書き入れておいた方がよいでしょう。
【関数問題】
1次方程式はもちろんですが、比例・反比例、特に反比例はその関係式とグラフの特徴をしっかりつかんでおきましょう。また当テストの関数に関する問題は一般に長文で複雑なものが多く、要点をきちんと整理してから解答にかかるべきです。いくつかの直線とx軸、y軸に囲まれた三角形の求積問題が頻出です。いわゆるy軸を直線が切るy切片の求め方だけでなく、「y=0」の時のxの値(x切片)の求め方をしっかり押さえておきましょう。
【平面図形】
対頂角、平行線の同位角、錯角など図形の基本的性質を復習しておきましょう。また、平行線を加えるなどの補助線を必要とする問題にも慣れておく必要があります。特に1次関数との複合問題では定理の応用力も試されます。
【図形の証明問題】
過程・結論をきちんと押さえ、証明の筋道を立て、記号や式を用いる記述法をしっかり身につけておきましょう。合同条件、相似条件、四角形(平行四辺形)の定義や定理をしっかり理解し、利用できるようにしておきましょう。相似条件では、近年は「2角が等しい」ことで相似を証明させる問題が主です。また、直角三角形でも、いわゆる直角三角形の合同条件ではなく、一般の三角形の合同条件(例えば1辺とその両端の角が等しい)などを使う問題も出されています。「直角三角形ときたら~」という固定観念だけでなく、幅広く問題を分析する力を養っておくとよいでしょう。
(続く)