2011年11月26日
【静岡県 冬休み前の勉強法(高校受験編)】
こんにちは、家庭教師のトライ静岡本部です。
中学3年生の皆さん、学力調査まで残り7日間になりました。
3年生の皆さんは、手前の期末テスト、学力調査に目標を定めて励んできたと思います。
この結果により最終的な受験校候補が有る程度、下旬に実施される進路相談で決まります。
定期テストと学調対策に追われる11月が終われば、自分のやりたい勉強に集中することが出来るようになります。
学調の結果を細かく見直して、冬休みに伸ばしたい科目・単元を見つけておいてください。
また、暗記不足による失点があった場合、該当の教科書やワークを確認し、
「自習室21」(※学校によっては「整理と対策」など名称は異なります。)を2~3週目に取り掛かってください。
同じ問題を何度も解くことに意味はあるのか?と聞かれますが、
一度解いた問題のやり方、ポイントを「思い出す」ことで、解き方や知識を定着させることが重要です。
記憶はどんどん薄れてしまいますので思い出す回数が多ければ多いほど、解き方、知識が定着していきます。
問題量をたくさんこなすこと、
冬休みに入っても乱れない生活習慣と学習習慣を見につけること、を意識して下さい。
生活リズムを試験が行われるのと同じ朝方にすることも意識すると良いでしょう。
学調は学力の一つの目安にはなりますが、実際の入試とは出題形式が異なっています。
週末など時間のあるときには実際の過去問題に本格的に取り組み、更なる実践力をつける必要があります。
まだ未完成や自信のない分野に関しても、実践的な問題の解き方を身につけなければ、問題は解けません。
過去問題で解けない部分は基礎に立ち返って学ぶスタイルをとっていくようにしてください。
≪学調直前戦略≫ (例)※3月6日の本番でも通じます
9月結果 129点 (国語30数学27理科21社会29英語22)
12月目標 150点 +21点UP作戦
何の科目でどう取り組み、得点させていくのか戦略を立てましょう。
※あくまで具体例です。
生徒によって苦手としている個所は違うため、戦略の立て方の参考にしてください。
○国語
30点ですが、この生徒の場合は漢字が10点中5点しか取れておりません。
よって国語の指導は控えますが、学調頻出漢字を抜粋して、
漢字の読み書きの小テストを実施し+5点を狙います。
○数学
27点ですが計算や図形系統(証明まで)はほぼ100%得点出来ております。
残念なのが関数系統(比例反比例→一次関数→二次関数)、
方程式の応用(一次方程式→連立・二次方程式の利用、文章題)で大半落としてます。
その分野の攻略をはかることで+5。
○理科
21点ですが第二分野は大半取れてます。
第一分野の電流分野、あと静岡県防災意識向上のためにも出されやすい地震だけでも得点するだけで+5点。
○社会
本人に任せますが、本人自身地理の日付け変更線による時差だけ不安なのでそれだけみます。
○英語
リスニングが大問1-3まで14点中5点なので、せめて8割は取れるリスニングトレーニングを実施して+5点、
大問4の会話文でも6点中3点ここでも難易度は低い為ここでも+1-2点出来ます。
この得点アップシナリオを睡眠時間や勉強時間などを考慮し、完成度を上げていきます。
冬休みに入る前に出来るだけのことを取り組み、課題を見つけ習熟していきましょう。
今から受験生を受け入れ、得点アップの可能性を高められるのは、計画と実践の家庭教師のトライのみ。
ご相談ください。