2012年2月14日
【静岡県 2012年中1学力調査分析(英語)】
こんにちは、家庭教師のトライ静岡本部です。
1月11日の中1学力調査分析。最後は、英語についてです。
≪英語: 傾向分析・学習アドバイス≫
◆出題範囲
大問1 リスニング(絵を選択)
大問2 リスニング(チャイム部分選択)
大問3 リスニング(内容を日本語で記述)
大問4 整序問題
大問5 書き換え問題
大問6 英作文(対話文完成)
大問7 英作文(自由英作)
大問8 長文(対話文)
◆分野別の傾向と対策
【リスニング(絵を選択)】
リスニング問題においては、問題が始まる前に問題文に目を通すこととメモの取り方がポイントとなります。
メモを取ることに一生懸命になり聞き逃しが起きないように注意してください。
5W1Hのメモが基本となりますが、問2のように数に関しては頻出なので、
事前に数をチェックしておきましょう。
【リスニング(チャイム部分選択)】
リスニング問題のポイントに加えて、対話の聞き取りということで、相手の受け答えが
大きなヒントになります。疑問詞を用いた場合とそうでない場合では相手の返答が変わってきますので、
そこから正解を導くようにしましょう。
【リスニング(内容を日本語で記述)】
大問1・2のポイントを総合的に使って解答。
事前に日本文に目を通し、注意して聞くべきポイントを予測を立てておきましょう。
【整序問題】
問1と問4のように疑問詞を用いた問題は頻出です。
特に「数の尋ね方」は形を変えて必ずといっていいほど出題されます。
How many 名詞(複数形)~?は必ずセットで覚えておくこと。
整序問題のポイントは文頭から並べていくのではなく、確実につながる単語をセットにして、
並び替える語(語句)を減らすこと。そうすることで正解率は上がります。
【書き換え問題】
出題パターンは多くありません。「三単現のSに関する問題」「複数形もしくはa、anに関する問題」です。
生徒のミスが多い部分が書き換えとして出題されますので、必ず見直しは必要です。
普段から上記単元にミスがある生徒は見直しする項目を決めておきましょう。
ミスを失くせば、満点も可能なところです。
【英作文(対話文完成)】
大問2と同様、対話文は前後の文から推測すること。空欄部分が疑問文の場合、
相手の返答がYes、Noを用いているかどうかで疑問詞を使用するかどうかを判断することができます。
また、それに補足して絵があるので、その二つを合わせて解答につなげていければと思います。
【英作文(自由英作文)】
問1では自己紹介。自分の好きなものや趣味を書く内容。趣味=hobbyが出てくるかが最大のポイント。
ここで問われているのは「代名詞の主格と所有格の使い分けができているか」です。
たとえ、自分の好きなものが何かあったとしても、英単語のつづりに自信のないものは使うべきではなく、
確実に書ける単語で文を作っていくことが自由英作文におけるコツです。
このことを意識できれば英語が得意でなくても問2は得点することが可能です。
【長文(対話文)】
問1で代名詞が何を指しているかを答える出題です。定期テストでもみられる出題ですが、
これが正解できていない生徒は先々の長文読解に黄色信号が灯ります。
これからもっと長文を読む際に代名詞の把握は必須。普段の教科書を使った学習においても
日本語訳を完成させることだけにとらわれないように注意しましょう。
問2・3は内容把握に関する出題。問4の③にも代名詞に関する出題があります。
Mike and Billを代名詞におくと、「彼ら」となりtheyになります。
意識せずheを書いてしまった生徒が出てしまったのではないかと予測できます。
代名詞を理解しているかを確認する為の問題としては、今回の長文読解は良問といえます。
前回までの国語と数学と合わせて、中学1年生、2年生は見直しを行ってください。
単純に点が取れたか取れなかったではなく、必要な学力に対し、どの部分では対応でき、
どこの部分で対応できなかったのか、自らの課題を正確に整理することが大事です。
学年末テストの結果と、1月11日の学力調査の結果から来年度の課題を明確にすることができます。
学年末テスト後の2月18日以降は、学校の授業に合わせて確認していくことはもちろん、
そういった次学年への課題を並行して行いつつ、3月16日終業式から春休み期間にかけての
取り組み方について考えてください。
家庭教師のトライ静岡本部では現状の学力が異なる生徒、部活動などにより生活リズムが異なる生徒、
性格タイプが異なる生徒ひとりひとりに応じるべく、個々の課題を克服するプランを策定します。
高校受験対策はこの2月からが勝負どころです。家庭教師のトライ静岡本部にお問い合わせください。