2012年7月28日
静岡県 読書感想文 書き方のポイント
こんにちは、家庭教師のトライ静岡支店です。
静岡県では27日からはほぼすべての学校で夏休みに入りました。
皆さま、夏休みの宿題の計画は順調に進んでいますか?
夏休みの宿題の中でも、最後に残りがちな読書感想文のポイントを紹介します!
参考にして、コンクール入賞を狙ってみてください!
【本の選び方について】
青少年読書感想文全国コンクールを実施しているSLA(全国学校図書館協議会)では
課題図書が用意されています。参考にしてみると良いでしょう。
また、学校から指定図書がある場合も、早めに手に入れておきましょう。
内容は難しいものを選ぶ必要はありません。自分が興味のあるものを手に取りましょう。
本を読むのが苦手…という人は、映画やTVになった作品だと、イメージしやすく、
映像との違いも楽しめるのではないでしょうか。
【感想文の内容について】
良く言われるのは「ただのあらすじ紹介になってしまっている」ということです。
読書は私たちの生活を豊かにしてくれるものです。読書感想文は、本の感想を通じて、
「その本を読んで、あなたの心、行動、考え方、環境がどう変わったのか」を
読み手に伝えないといけません。
では、どのように書くと良いか?をご案内します。
①読み終わった率直な感想を軸にして文章のもとを作りましょう。
あなたは、その本をとても「面白いと思った」としましょう。
「おもしろかった」⇒どの場面が?⇒誰の、どんな行動が?⇒なぜおもしろかったのか?
⇒あなただったら(普通だったら)どうする場面なのか?
・・・ここでのポイントは、「自分が面白いと思うポイント」を知ることです。
同じ本を読んでも、面白いと思うポイントは人それぞれです。「あなたのポイント」を伝えましょう。
②具体例と組み合わせて書きましょう
あなたの生活のなかで、似たような「面白いこと」、または「面白くなるだろうこと」、
「つまらなかったこと」はありませんでしたか?
実体験と本の内容を比較し、実際の自分の行動や心情と、
登場人物の差を比較してみましょう。
③まとめる
①で書き出したあなたの「感想」と、②の「具体例」を組み合わせて、結論を作ります。
その本を読んだことで、あなたにどんな発見がありましたか?
印象に残った場面ごとに①~③を繰り返しましょう。
より効果的な順番に並べ替えれば、「あらすじ」ではなく、
あなたにしか書けない読書感想文が出来上がります。
静岡県では、入試、定期テストともに、国語の作文力がとても重視されています。
いつもはテスト中の短期間で短い文章を組み立てる練習ですが、一度じっくりと
文章の作成に取り掛かると、短い文章がとても簡単につくれるようになります。
ぜひしっかりと取り組んでみてください。
感想文や論述対策こそ、マンツーマン指導の強みを活かせます。
夏休みの宿題で成果を出したいときは、家庭教師のトライにご相談ください!