教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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3/5公立高校入試が終了しました。

今年の試験は数学の若干の傾向変化がありましたが、

他教科については、大きな変更や、難易度の変化もなかったようです。

 

≪国語≫

大問三の藍染の問題の問5については難易度が高め、ポスターの評価など、美術や表現に

苦手意識の強い生徒には取り組みにくい問題だったと思います。

古典は、「矛盾」などと似たタイプの笑い話で、「赤銅」のイメージと「僭上な男」の性格がつかめれば、

読みやすい話だったと言えます。

 

≪数学≫

問題の大問2(3)が厄介だったと思います。図形以外の証明は、およそ10年ぶりの出題でした。

それぞれの数字を<n>を使ってどのように表現するか?を考えると、

文章に騙されずに考えるイメージ力、国語の力を必要としますが、

パズルのように、面白く取り組める問題でした。

 

≪英語≫

ほぼ傾向はそのまま。長文問題は会話文が多かったので、浩と直人がどの立場で、

どの発言をしているのか?を整理しながら読むことが必要でした。

文章中の疑問文で聞かれていることとその答えを見つけられれば、

日本語回答の問題は得点に繋げられたはずです。

 

≪社会≫

目に付いたのは、大問2の(4)b、大分の畜産についての問題でしょう。

近年の話題「鳥インフルエンザ」を背景にしたグラフの読み取り問題で、少々難易度高く感じます。

グラフから読み取れる純粋な情報を簡潔に述べるようにしなければいけませんが、

出題の意図がつかめないと、ニュースなどの知識があるばかりに、ついその背景や、

不要な情報を記入してしまいます。

 

≪理科≫

時事問題として「金環日食」の出題がありました。このブログでも紹介しましたが、

みなさん答えられましたか?また、地震(火山)の問題や、電気料金の明細からの出題など

身近さを感じさせる問題が出題されました。観察や実験に重点を置く出題傾向に変化はありません。

 

 

倍率はというと、

 

・韮山:理数 1.95倍

・沼津東:理数 1.25倍

・富士:理数 1.18倍

・清水東:理数 1.53倍

・榛原:理数 1.20倍

・掛川西:理数 1.53倍

・磐田南:理数 1.58倍

・浜松南:理数1.55倍

 

有名大学進学を視野に入れた各理数科の倍率は軒並み高水準を保っています。

その一方で、

 

・富岳館:総合 1.45倍

・科学技術:機械工学 1.85倍  理工 1.65倍

・静岡農業:環境科学 1.49倍  生物生産生産流通 1.46倍

・焼津水産:海洋科学 1.50倍

・浜松工業:情報技術 1.43倍

 

就職や専門技能の習得を目標とする学校も人気に拍車がかかっています。

工業系高校の人気は今年も継続しており、上位と下位の成績の2極化が進む傾向も

濃くなっていると言えます。

 

 

公立高校の合格発表は14日!

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個人の目標に合わせて、行きたい学校へ行けるようにサポートしています!

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