教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライ静岡校です。

 

私立大学の入試が1月末より徐々に始まっています。

2月の1週目が私立大学のピークとなりますが、

国立大学入試を控えている受験生にとっても、最終的な出願目前の時期だと思います。

 

ちなみに、平成27年入試、静岡大学、浜松医科大学の出願期間は1/26~2/4です。

 

さて、国公立大学はセンター試験の結果を受けて出願をするわけですが、

何を根拠に出願大学を決定するのが良いのでしょうか。

 

今年度もたくさん出願の相談を受けましたが、ポイントはいくつかあります。

 

 

①ほとんどの国公立において配点は 「センター試験>>>二次試験」である

 

静岡大学ではほとんどの学部学科がこれに当てはまります。

センター:二次=7:3 になるように設定されている学科が多く、

センター試験の得点率を無視した出願はかなり危険です。

 

センター試験での失点原因がマークミスなど、学力的には二次で十分取り戻せる場合だったとしても、

単純な得点が不足していれば、その分合格の可能性は低くなります。

 

 

②二次試験では英語・数学が逆転要素

 

英語は文型理系ともに必要となる学科が多く、大学ごとの特色が強い科目です。

大学の出題傾向にあわせた勉強ができていれば高得点が狙えるため、

二次試験対策を行い、英語で高得点を狙えるようであれば、

センター試験の多少の失点ならカバーすることができるでしょう。

 

理系であれば数学は高得点を取るのが当然で、8割を目指す心構えが必要となりますが、

文系であれば数学で6割を超えると合格率が格段に上がります。

強力な武器となりますので、文系で数学が受験科目の学部であれば、

数学に特化して対策することで逆転が見えてくるかも知れません。

 

過去問に取り組み、英語・数学だけは自分の傾向をつかんでおくと判断がしやすいでしょう。

 

 

③記述問題でも対応できる得意科目がある

 

二次試験での科目に、安定して高得点が取れる科目がある場合、

当然ですが合格の可能性が高まります。

また、難関国公立の二次試験は、スピードよりも思考力や深い考察が必要になる問題が

少数出されるという場合も多く、記述式問題が得意な方が確実に得点につなげることができます。

 

 

④ボーダーは合格判定45%まで

 

②、③は二次での挽回に向けての提案ですが、実際のところ①の要素が強いため、

挽回するにも限度があるのは事実です。

自己採点の合格ボーダーは、合格可能性40%までが限度だと言えます。

 

もちろん、どうしてもその大学へ行きたいという意欲がある場合、

二次試験までの学習に可能性をかけることは悪いことではありませんし、

「合格可能性30%からの逆転」も絶対に不可能ではありません。

 

しかし静岡大学、浜松医科大学に関して言えば、配点上、合格可能性が45%を切るようであれば

逆転は至難の業といわざるを得ません。

 

 

今までに着手した二次試験の過去問などから判断し、後悔のない出願をしてください!

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