2016年11月1日
静岡県 静岡県公立高校入試出題傾向(理科・社会・国語)
こんにちは!家庭教師のトライ静岡本部です。
12月の学調まで残り35日!!各教科の対策は出来ていますか?
定期テストの復習を含めて今一度、各学年の復習をしっかりと行いましょう。
以前、英語・数学の静岡県公立高校入試出題傾向(学力調査)のお話をしましたが、
今回は理科・社会・国語についてお話します。
【国語】
文章題においては記述問題が多く、60字程度の記述問題も見られます。
① 物語文:登場人物の行動の理由を問うもの、心情の読み取り
論説文:書かれている事に対しての正誤問題、筆者の主張についての問題が頻出です。
上記を踏まえたうえで、慣用句・敬語・動詞の活用形を問う問題は頻出の為、
高得点を狙うのであればこの部分で失点しない事が重要です。
② 報告・紹介文を読んで問いに答える問題は、実際に体験したことなどを
生徒が報告する為に書いた文章を読み、「段落を変えた方がいいところ」「鍵かっこをつけた方がいい所」
を見抜く問題、文章を印象付ける為に表現を改める問題、敬語表現を訂正する問題などが出題されます。
文章の内容把握と正しい日本語を使った文章が書けるかどうかが問われます。
③ 古文は「現代仮名遣いに直す問題」「会話主・動作主が誰かを答える問題」
「文章全体の内容把握の問題」が頻出です。
先の2つを繰り返し練習する事で得点源にしましょう!
④ 課題作文での出題はグラフなどをみて、それについて「賛成か反対か」を明確にして書き進めるもの、
「読み取れる事を自分なりにまとめるもの」の2パターンで出題される傾向にあります。
指示された書き方・時数を守ることを念頭に置き、原則的に採点は「減点法」となるので、
内容以上に誤字・脱字に注意して書きあげる事が必要となります。
【理科】
満遍なく物理・化学・生物・地学それぞれの分野から出題されます。
深い思考力が問われる問題が多く、語句・基礎などは早めに押さえた上で
応用・発展レベルに対応できるようにしておく必要があります。
内容は、記号選択が約50%、論述式の問題が約25%で、残りが語句や数値を答える問題になっています。
実験や観察の結果について考察させる問題、グラフ化させる問題、
得られた数値を利用して結果を考える問題など、原理を問われる傾向が強いです。
【社会】
内容的には大問4題。歴史・日本地理・世界地理・公民で構成されています。
全体的に論述形式の問題が多いのが特徴で、配点は出題全体の約40%にも及びます。
① 歴史では略年表が示され、略年表から年代順に出題されます。
出題される時代に偏りはなく、満遍なく出題される場合が多く、
逆に一つの時代に対する出題は基本的な内容です。
ただキーワードを暗記するのではなく、教科書の太字を中心に出来事の流れを意識した学習が必須です。
② 地理では、雨温図・地形図や統計等の資料を用いた問題が頻出なので、
資料からポイントを読み取る力が重要です。
資料集を活用した問題の演習を重ねて出題傾向をつかみましょう。
③ 公民では、時事問題を絡めた70字程度の論述問題が例年出題されているのが特徴です。
新聞やニュースを必ず確認し、模範解答を参考に自分で論理的な文章を書くトレーニングを繰り返し、
答案昨勢力を鍛える事が必要です。
社会・理科は分野に分かれて勉強ができる教科です。
一つずつの単元や項目を確実に回答できるように、丁寧に根気よく勉強する事が一番です。
高得点を目指すなら応用問題や資料問題の対策、平均点を目指すなら基礎問題の対策など
勉強のやり方自体が変わるので、勉強でお悩みの方はぜひトライに連絡ください。
お子さまに合わせて最適なプランをご案内します。