2012年4月12日
山梨県 小6・中3生対象 全国学力調査があります!
こんにちは。家庭教師のトライ山梨本部です。
4/17に「全国学力調査」が実施されます。
文部科学省が発表する調査の目的は以下の通りです。
『義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から,
全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し,
教育施策の成果と課題を検証し,その改善を図るとともに,
そのような取組を通じて,教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
また,学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。』
つまり、公立義務教育の学校や地域間の格差を改善する目的、
また、昨今言われている学力低下を是正する目的があります。
小学校は国語・算数・理科を、中学校は国語・数学・理科を調査されます。
国語と算数は「知識」を問う問題と、「活用」を問う問題に分類されます。
例えば、国語の知識は漢字の読み書きや言葉の使い方に関する問題です。
活用はいわゆる文章問題になりますが、自分の意見をまとめるなどの応用力が求められます。
算数の知識は四則計算やグラフの読み取りなど、活用は問題の中から規則性を探したり、
図やグラフから必要な情報を分類・整理・比較するなどの応用力が求められます。
理科は知識・活用が一体となっていますが、実験や観察に基づく問題が中心のようです。
これは校長会テストや県立入試でも同じ傾向です。
調査に関しては、特に緊張することなく、リラックスして受けてきて下さい。
調査結果を踏まえて、学校の授業に反映させていくのは
教育委員会や学校の先生一人ひとりの努力にかかっています。
山梨県は例年、全国平均よりもやや下回るところを推移しています。
教育格差は県内でも地域性が出ますがが、お子様一人ひとりが勉強を通じて
自信に満ちあふれた学校生活を送れることを期待しています。