2013年5月22日
山梨県 公立高校入試制度について
こんにちは、家庭教師のトライ山梨本部です。
今回は、山梨県の公立高校(全日制)の入試制度のお話をしたいと思います。
山梨県公立高校入試には、前期日程と後期日程があります。
H26前期試験は2/4・5に行われ、後期試験は3/6に行われる予定です。
前期日程で合格し内定したものには後期受験資格はなく、
後期募集定員は、前期試験で確定した人数をもとに算出されます。
前期試験と後期試験の募集定員の比率は3:7程度で、前年度は後期が68.2%でした。
つまり大半の受験生は後期入試に照準を合わせる事になるでしょう。
前期試験と後期試験の違いを詳しく見ていきましょう。
前期試験の特徴は、通常の学力試験ではなく面接や作文などと調査書によって
選抜が行われることです。これは個人の関心特性を生かすための入試制度で
AO入試的な側面を持つ入試と言えるでしょう。
作文のテーマは課題文を読み、そのテーマについて論じるというものから、
iPS細胞をめぐる科学と倫理の問題など、多岐に及びます。
制限時間は50分で、制限字数は400-600字程度です。
じっくりと考え、自分の言葉で明瞭に表現することが必要です。
前期試験をAO入試とするならば後期試験は一般入試に相当するでしょう。
後期試験は学力検査と調査書によって選抜が行われます。
学力検査と調査書の比重は対等となっているため、受験勉強以外の学校での成績、素行にも
十分注意しておく必要があります。
学力検査科目は国算英(リスニング含む)理社の5教科でありそれぞれ100点満点となっています。
但し専門教育学科、理数科等については配点が変更されるので注意が必要です。
試験時間は国語は55分、その他は45分と、かなりタイトです。
問題を解くペースに気をつけましょう。
日頃からスピード訓練をしていたかどうかも、受験突破のキーポイントです。
大まかな山梨県公立入試のポイントを挙げましたが、これらを知った上で、
「どう対策を練るか」「どういう計画で進めるか」が大事になります。
それら受験情報から学習のポイントまで、各生徒様に合わせてご相談に乗らせて頂きます。
ご相談・ご質問がございましたらお気軽にトライまでお問い合わせください。
家庭教師のトライ 山梨校