教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ山梨本部です。

 

今回は山梨県公立高校入試を科目別に分析し、その対策について書いていきたいと思います。

 

 

○数学

【前半の問題をいかに素早く解き、後半に時間を残すかがカギ】

 

山梨県の公立の問題全てに言える事ですが、出題される殆どの問題が平易なものとなっています。

 

制限時間が短いので最初に出る計算問題、作図、確率などは即答していく必要があるでしょう。

 

数学の後半2つ、関数と図形の問題、その複合問題は比較的難易度が高くなっており

この2つをいかに落とさないかで狙える学校が変わってくると言っても過言ではないでしょう。

 

しかし、これらの大問の全ての問題が難しいということではありません。

第1問等は非常に平易なものとなっているので、見た瞬間に諦める事のないようにして下さい。

 

大問の中から比較的平易な問題を見つけられるようにするためにも、単元ごとの徹底的な演習と

模試などを通じて、経験を積むことが必要です。

 

その対策に移れるように、夏までに計算力などの基礎学力を完成させ、公式を一通り覚え終わる事を

目標にして下さい。夏に問題演習をどれぐらいこなせたかが、数学を安定させるカギとなるでしょう。

 

 

 

○英語

【長文でいかに点数を稼ぎ、英作文でいかに減点されないかがカギ】

 

英語の特徴は、制限時間が45分と短い割に、リスニング、長文問題が2題、英作文が1題と

非常にボリュームがあることです。ここでは、配点の高い長文と英作文について書いていきます。

 

長文は、内容を問うようなものから、空欄補充、短文英作文まで広く問われます。

そのため、前置詞や構文等を含む文法の知識が不可欠になります。

 

夏までに文法・単語を一通り完成させ、夏以降は演習量を増やしていくことが大切になってきます。

 

また英作文は、課題型自由作文で、テーマは身近なものである場合が多いので

試験が近くなってきたら先生等に添削してもらいながら何回も取り組み、

そこで使う文法・単語をしっかりと身につける必要があるでしょう。

 

 

 

○国語

【漢字は即答全問正解が当たり前。テーマをとらえた長文対策がカギ】

 

漢字は満点で当たり前という意識で、必ず夏までに完成させて下さい。

漢字の完成なくして、長文での得点はないと肝に銘じて下さい。

 

長文には一定の傾向があり、科学的な内容について論じた文章古典的な知識を内包した文章

多く出題されています。古典の知識が必要になる問題も毎年出題されるので注意が必要です。

 

また平成24年度には、科学系の文章古典の設問が設けられ、

単独で出題された物語の表現法を問う設問など、若干の傾向の変化が見られます。

 

しかし求められている事は、複雑なテクストを紐解いていく事ではなく、

作者の言いたいことを正確に把握する能力であることに変わりはありません。

 

夏までに基本的な語彙力を完成させ、先ほど挙げた分野の文章をたくさん読み、問題を解くことが大切です。

 

大切にしてほしいのは、なぜその選択肢を選んだのか説明できるようにすることです。

そのことで、なぜ間違えたのかを理解でき、間違えた問題を復習することで力を伸ばせます。

 

国語はその性質上、フィーリングで解いてしまう、解けてしまう事が多く、なぜ間違えたのかが

分からなくなってしまい、伸び悩む生徒さんが多いのです。

 

また課題作文ですが、これは夏以降先生に添削してもらいながら、何回も自分で書いてみる事が大切です。

 

 

家庭教師のトライ 山梨本部

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