2013年10月15日
山梨県 中学入試の傾向と対策~理科編~
みなさん、こんにちは。
10月になると、各学校で学校説明会や入試説明会・文化祭等が行われています。
既に行ったという人も多いことでしょう。
学校の雰囲気を知る良い機会です。
また、「この学校いいな」と思う気持ちは勉強への大きなモチベーションになるはずです。
さて、本日は「山梨県中学入試の傾向と対策」第3弾「理科編」です。
さまざまな分野があり、どこから手をつければいいのか分からない人も多い教科です。
例として、駿台甲府中学校の出題傾向を見てみましょう。
駿台甲府中学の理科の入試問題は、大問5つのそれぞれに問1~問5が設けられ、
1つのテストで問題が20~25問出題されます。
図やグラフを使った問題が多いので、資料集を見て調べることを習慣づけしましょう。
どの分野からも幅広く出題されますが、頻出の分野としては以下が見られます。
(1) 天気・天体
雲に動きに合わせた天気や気温の動きは出やすい分野です。
また、時間に合わせた星座の動きを問われることも多いので、注意しましょう。
(2) からだのしくみ
肺の働きなど、人間の臓器に関わる問題はよく出題されています。
また、酸素・二酸化炭素の流れもしっかりと覚えておきましょう。
(3) 電気
乾電池を使った実験の問題が頻出です。モーターや回路が出てくることも多いので、
電気の分野はさまざまなパターンに慣れておくことが重要です。
(4) 物質の変化
水や空気を冷却したり、加熱したりした時の変化を問われる問題がよく出ています。
メスシリンダーなどの実験器具の使い方も問われるので、実験の注意点はよく見直しておきましょう。
以上のように、幅広い分野から出題はされますが、質問の内容はシンプルなものが多い傾向にあります。
1つ1つの分野を丁寧に復習していきましょう。