2013年10月18日
山梨県 中学入試の傾向と対策~算数編~
みなさん、こんにちは。
そろそろ10月も中旬です。
まだまだ暑い日もありますが、風も涼しくなってきました。
山梨校がある地域では、秋の花・コスモスのお祭りが行われています。
そろそろ見頃の時期のようです。
さて、今回は「山梨県中学入試の傾向と対策」の最終回「算数編」です。
中学受験の算数というと、鶴亀算などの特殊算を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、実際には学校で学ぶ基本的な計算・文章問題があった上での特殊算の出題です。
例として、駿台甲府中学の過去問を見てみましょう。
例年の問題を見てみると、以下のような構成が多い学校です。
<1> 計算問題
→分数の計算や( )を使った基本的な計算問題が5~6問ほど出題されます。
<2> 文章問題
→小学校の教科書の「例題」に出てくるような基本的な文章問題が5~6問出題されます。
<3> 図形問題
→円や三角形・扇形などの図形問題です。1つの図形に対して、3~4問ほど出題されます。
円周・円の面積を求める公式はよく出るので、しっかり使えるようになりましょう。
<4>~<6> 混合問題
→比を使った応用問題や特殊算がランダムに出題されます。
以上のように、全体の2分の1は普段学校の授業で使っている教科書から抜き出したような問題が出題されます。
今までに小学校で習った内容のいろいろな分野から出題されているのです。
「見たことがある→できる」へとステップアップしていきましょう。
また、特殊算は大問1つ分必ず出題されているので、代表的なものは押さえておきましょう。
受験生の皆さんは以下のことに気をつけながら、勉強を進めていきましょう。
① 基本的な計算・文章問題・図形問題をしっかりマスターする
② 苦手単元を作らない
③ 代表的な特殊算をマスターする
中学入試本番まで、約3カ月です。
家庭教師のトライは受験生の皆さんを応援しています。
時間を有効活用して、合格を勝ち取りましょう。