教育プランナーブログ

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2011年8月

長野県公立高校入試対策シリーズ、最後となる今回は社会編です。

まずは昨年度の公立高校入試における社会の配点をご覧ください。

 

<平成23年度長野県公立高校入試問題>

【社会】
 【1】地理 36点
 【2】歴史 36点
 【3】公民 28点

 

社会は地理歴史公民の各分野から大問1題ずつの計3題の出題でした。
これは例年同じ出題パターンで、今年度も大幅に変わることはないでしょう。
地理に関しては、グラフを使った総合的な問題が毎年出題されます。
社会は暗記科目ですが、ただ語句を丸暗記する勉強だけでなく、入試のようなグラフや地図を使った文章問題も普段から練習しておくと得点力アップにつながります。

歴史に関しても年表を使った総合問題がよく出題されるので、1問1答で覚えるだけでなく、5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・何のため・どのように)で覚えるように学習することをおすすめします。
それにより年表問題から記述問題まであらゆる総合問題に対応できるようになります。

公民に関しては、『日本国憲法と基本的人権』、『三権分立の2単元は必ずおさえておいてください。
両方とも出題率が非常に高い単元です。

 

社会は「できない」「分からない」ということはありません。「覚えているか」あるいは「思い出せるか」です。つまり努力次第で一人でもなんとかできる教科です。ぜひ頑張ってください!

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高校入試対策シリーズ、4回目となる今回は『理科編』です。

まずは昨年度の長野県公立高校入試における理科の配点をご覧ください。

 

<平成23年度長野県公立高校入試問題>

【理科】

 【1】各分野の基礎問題  20点
 【2】地学分野       20点
 【3】生物分野       20点
 【4】化学分野       20点

 【5】物理分野       20点

 

上記から分かるように各分野が均等の配点で出題されるため、全体的に学習する必要があります。

理科の教科書でいうと化学・物理は1分野地学・生物は2分野と分かれています。そして分野によりそれぞれ勉強の仕方が異なることがポイントです。

よく「理科は暗記ですよね?」と聞かれますが、社会のように暗記の要素が強いのは2分野で、公式を使って計算をする1分野はむしろ数学に近いです。数学が苦手な子は理科の1分野もセットで苦手というパターンは多く見受けられます。

 

それでは各4分野を分けて解説いたします。

化学分野に関しては、『化学変化』の単元が非常に出題されやすいです。昨年も出題されましたが、実験による質量を問われる問題は特に注意が必要です。

物理分野に関しては、『電流』の単元が代表的で、苦手なお子様も非常に多いです。昨年度の入試には出題がなかったので、今年度は出題される可能性が高いと考えれます。

生物分野では、昨年度は『植物』単元が出題されました。一昨年までは『動物』単元がよく出題されておりましたので、そこも押さえておくことをおすすめします。完全に暗記単元ですので努力次第でなんとかできる単元です。

地学分野は、暗記の要素が多い単元ばかりで比較的一人でも学習しやすいですが、『天気・気象』単元に一部計算(飽和水蒸気量)がありますのでそこは注意してください。

 

次回は5教科の最後となる社会をお伝えいたします。

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今月は、高校入試対策に関してシリーズでお伝えしております。

第3回目となる今回は国語です。

まずは昨年度の公立高校入試における国語の配点をご覧ください。

 

<平成23年度長野県公立高校入試問題>

【国語】

 【1】説明文 40点
 【2】漢字(書き取り) 16点
 【3】古文 17点
 【4】小説 27点

 

国語も英数同様に上記の大問4つで出題されます。それぞれ読解力や暗記など対応する要素が異なるので勉強の仕方に注意が必要です。

【1】の説明文の問題の中には漢字の読みが8点分出題されますが、【1】と【4】の文章読解で全体の6割以上の配点を占めているのが特徴的です

それに対して、学校の国語の課題は漢字練習が中心です。16点(8問)しか出題されない漢字練習を3年間毎日やっているのが現状です。しかも入試に出題される漢字は、練習しなくても書けるような簡単な漢字が多いのも特徴です(過去問を確認してみてください)。

漢字練習を1日1ページやるよりも、文章問題を1日1題やる方が、これからの総合テストや入試に向けて効率の良い学習といえるでしょう

たしかに国語の文章問題は、解くための公式はなく、二度と同じ問題が出ないため、勉強のモチベーションが上がりにくい分野です。しかし、勝手に文章問題ができるようにはなりません。入試でこれだけ多くの配点の問題が出ると分かっている以上、今のうちから対策を行うことをおすすめします。

入試本番で全く同じ問題は出ませんが、問題の出し方にはパターンがあります。1日1題をやるのとやらないのとでは、3カ月後の力の差は歴然です。

読解力がなく文章問題が苦手というお子様は、普段ほとんど勉強をせずに漢字練習だけをやっているケースが多く見受けられます。まずは1ヶ月やり続けてみてください。それでも何かしらプラスの成果を実感できるはずです。

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前回に引続き、高校入試対策に関してお伝えしていきます。

第2回目となる今回は数学です。

まずは数学の昨年度の公立高校入試の配点をご覧ください。

 

<平成23年度長野県公立高校入試問題>

【数学】

 【1】基本問題(計算・関数・図形) 36点
 【2】標準問題(方程式の利用・確率・図形) 27点
 【3】関数問題(一次関数の応用) 20点
 【4】図形問題(証明) 17点

 

英語と同様に毎年大問4つが出題されます。出題の傾向や配点もほとんど同じです。

【1】では各単元の基礎問題が出ますが、昨年度入試では計算問題はたったの5問しか出ませんでした。それにも関わらず、ほとんどのお子様が毎日の提出ノートで計算問題ばかりやっているのが現状です。 毎日勉強しているのに点数が上がらない典型的なパターンとも言えます。

【2】の問題では方程式の利用(文章題)と確率の問題が出題されるのが特徴です。

【3】【4】では毎年非常に難しい問題が出題されます。ここ数年数学の平均点が40点台まで下がっていますが、それは受験生の半分以上が【3】【4】の問題で落としてしまっているからです。数学で7~8割以上の点数を取るには、【3】【4】の問題まで対応することが絶対条件になります。

 

このように数学は出題範囲が明確ですので、5教科で最も対策がしやすい教科です。

自分の志望校に合わせてどこまでできるようにすれば良いのかを決めて学習することをおすすめします。例えば普通科進学高校を志望している生徒さんは【3】【4】まで対応する必要がありますし、平均前後の学校を志望している生徒さんは、【1】【2】を確実に取れるような学習が効率的です。

 

次回は国語編をお届けいたします。

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いよいよ8月になり、夏休みも残すところ3週間を切りました。皆さん夏休みの学習は順調に進んでおりますでしょうか?

さて、今月は長野県高校入試について教科別の対策をお伝えしていきます。

 
第1回目の今回は『英語』です。

まずは、英語の昨年度の公立高校入試の配点をご覧ください。

 

<平成23年度長野県公立高校入試問題>

【英語】

【1】リスニング  20点
【2】対話文    15点
【3】対話文(長文)30点
【4】長文読解   35点

 

これは英語以外にも言えることですが、高校入試の出題傾向はここ数年変わっておりません。英語は必ず大問4つで出題されます

まずポイントとしては、リスニングが20点分出題されることです。定期的にCDなどで練習することをおすすめします。また、必ず5W1Hで問われるので、リスニングをしながら、人や物や数字などのワードをメモ書きする癖をつけてください。

そして最大のポイントは『長文問題』です。ご覧のとおり長文問題が全体の65点を占めていますしかし、学校では長文対策をほとんどしません。夏休み明けの総合テストも入試問題同様に長文問題が出題されますが、毎年そこで苦戦を強いられるお子様がほとんどです。それもそのはずです。学校で対策をしないので、テストで初めて長文問題を解くという状況になっているからです。

スポーツもそうですが普段練習していないことを本番でできることはありません。これは能力以前の問題です。まずは長文問題に向き合って夏休み中にしっかり長文対策をしてください!

 

次回は数学編をお届けいたします。

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