教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



過去の記事を見る

2011年9月

こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、生物分野の傾向と対策についてお伝えします。

 

生物分野も理科の他の分野同様、平成23年度の前期・後期入試ともに25点分出題されており、

正答率は理科の中で一番高く、66.6%でした。

 

前期入試の出題内容は、大きく3つです。

1つ目は、大問1の小問集合内に出題された、セキツイ動物について書くものです。
大問1は、理科の全分野の総合問題で、各分野から1問ずつの基本的な出題です。

配点は3点ですが、正答率が90.4%とかなり高くなっています。
ここで確実に得点できるよう教科書にある用語は普段からチェックし、正確に書けるように練習していきましょう。

 

2つ目は、「光合成のはたらき」についてです。
光合成に関する問題は、実験に用いる植物を変えてしばしば出題されるようです。
ただ、教科書で扱う実験から出題されているので、教科書の内容を整理し説明できるようにしておくと良いでしょう。
配点は10点分、正答率は75.3%でした。

 

3つ目は、「エンドウの遺伝」についてです。
平成23年度は、平成22年度に引き続き、移行課程の学習内容からの出題となりました。
交配実験の結果に基づいて、親の形質が子に伝わるときの規則性についての理解と、対になっている遺伝子(Aとa)を使い、子の代・孫の代の遺伝子を組み合わせを表現する力を見る問題でした。
正答率は生物分野で最も低い52.0%でした。ただ、配点が生物分野で最も高い12点分となっています。
平成23年度は、移行課程の学習内容からも出題されています。来年も出題されることが予想されますので、移行課程の学習内容についてもしっかりと教科書などを使い、確認しておきましょう。

 

生物分野に関しては、教科書を使って用語の確認をするなど、基礎事項の徹底が重要です。
理科の中で正答率が高い分野だけに、確実に得点していきたいところです。

 

次回は、地学分野の傾向と対策についてお伝えします。お楽しみに!

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ千葉校です。

今回は、化学の傾向と対策についてお伝えします。

 

平成23年度の千葉県公立高校前期入試では、化学の分野も25点分出題されており、正答率の平均は、60.1%となっています。

出題内容は、「発電されるエネルギー量の推移」でした。
①一年間に発電される電気エネルギーの量のうつり変わりを示したグラフを読み取り、正しい文を選ぶ。
②火力発電の過程でのエネルギー変換のようすを選ぶ。
③大気中のCO2による地球「温暖化」を書く。

今日的な課題となっている環境やエネルギーに関して、グラフの考察・解釈から、自然環境の保全と科学技術の利用の在り方について問う内容です。グラフは最も見やすいところで数値を読み取って計算していくことがポイントになってきます。

 

また、後期試験の内容は「石灰石とうすい塩酸の反応」でした。
①石灰石の質量と、濃度を2倍にうすめた塩酸で発生した気体の質量の関係を表すグラフを選ぶ。
②質量保存の法則について文章をまとめる(用語選択)。
③物質が持っている化学エネルギーの変換についての文章をまとめる(用語記述)。

①は、実験結果から反応物質と生成物質の質量の関係を考察して、グラフ化する問題です。質量変化の規則性を理解し、グラフの読み取りや作図が正しくできるようにしておきたいです。グラフの問題演習は、各単元ごとの問題を練習するなかで積み上げていくのがいいと思います。

 

次回は、生物に関してお伝えします。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ千葉校です。
今回は、物理の傾向と対策についてお伝えします。

平成23年度の千葉県公立高校前期入試では、物理の分野は25点分出題されており、正答率の平均は、58.4%となっています。

内容としては、「凸レンズを通過する光の進む道すじ」が出題され、

①光が折れ曲がって進む現象「光の屈折」を書く
②実験結果から、凸レンズが位置AとBのときの、スクリーンにうつった光の円と円の間隔を比較する
③実験結果から、凸レンズが位置BとDのときの、スクリーンにうつった光の円も色の位置を選ぶ

といった問題が出題されました。

この実験は教科書で扱ってはいませんが、凸レンズを通過した光の道すじを作図して考えると理解できる問題です。
凸レンズを通過した光は一点(焦点)に集まり発散していきます。ぜひ、このような装置をつくってスクリーンにうつる光を実際に観察してほしいと思います。

さらに、後期試験では「物体の運動」が出題されました。

①テープの打点の様子(等速直線運動)から、時間と速さの関係を表すグラフを選ぶ
②テープの打点から、2点間の平均の速さを求める
③等速直線運動をしている物体に2力がはたらくときの力のつり合いについての文章をまとめる(用語記述)

といった問題が出題されました。

分野によって、得意不得意がないように学習をしていくことが、物理で点数を取るためにコツです。
皆さんもぜひ過去問題に取り組んで、出題傾向を掴んでいってください!

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、確率・統計の傾向と対策についてお伝えします。

 

平成23年度の千葉県公立高校入試においては、前期・後期ともに大問2の(4)に確率が出題されています。
大問2については、例年幅広い知識と理解が必要になりますが、いずれの問題も極端に難易度が高いわけではありません。
ただ、正答率は前期入試で44.5%、後期入試では38.7%となっています。
教科書の内容をきちんと理解し、基礎力をしっかりとつけておくことが重要です。

 

基本的な計算力が求められる問題において注意したいのが、ケアレスミスです。
ケアレスミスにより点数が下がってしまった・・・という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
受験では、1点2点が合否を分けます。今のうちからケアレスミスをしないような意識を持ちましょう。
普段勉強する時にできる対策としては、計算過程を残しておくことです。
計算過程を解き終わるまで残しておけば、答えが合わなかった場合も、見直しができ、間違えた箇所がきちんと把握できます。
何度もこれを繰り返すことで自分がミスしやすいクセも見えてきます。

 

4回にわたって千葉県高校入試・数学の傾向と対策についてお伝えしてきました。

最後に、数学の入試において大切な3つのポイントを挙げておきます。

 
①易しめな問題を確実に得点していくためにも、教科書の重要事項の理解を徹底すること
②文章問題においては、問題文を落ち着いて読み、条件を整理してから解くこと
③ケアレスミスは、絶対しないこと(入試に限らずですが)

 

次回からは、理科についてお伝えしていく予定です。お楽しみに!

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、平面・空間図形の傾向と対策についてお伝えします。

 

平成23年度の千葉県公立高校前期入試では、平面・空間図形は15点分出題されています。

 
大問2には、作図が出題されています。作図問題では毎年、基本的な作図方法以外に図形の性質の理解が試されます。
平成23年度は、折り目を表す直線をすべて作図するもので、線対称の性質を利用しなければ完全な作図ができないものとなっていました。そのため、正答率は3.6%と非常に低く、無解答率も26.0%にのぼりました。
普段から基本的な作図をよく理解し、類題演習を繰り返して作図問題に慣れておくと良いと思います。

 

大問3にも図形が出題されており、縦と横の長さの比が異なる2つの長方形をもとにした問題が出題されました。
問題の意味を正確に読み取り、与えられた条件を整理していけば、解答を導き出すことはさほど難しくありません。

 

図形の問題は毎年出題されているため、苦手意識をもたないようにしておきたいものです。

 

前回の関数と同じく、問題文中にある条件を落ち着いて整理していけば入試問題にも対応できます。
普段から問題文をしっかり読み、問題を解くのに必要な数字を書き出してみたり、絵に描いてみたりして整理する習慣をつけていきましょう!

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
前回に引き続き、千葉県公立高校入試の数学についてお伝えします。
今回は関数の傾向と対策についてお話します。

 

平成23年度の前期入試では、一次関数が100点中20点分、関数y=ax2が100点中5点分出題されています。
関数だけで全体の4分の1の点数を占めていることになります。

 

平成23年度の前期入試大問4では、一次関数とグラフから出題されました。
昨年は時間が限られる中で焦ってしまった受験生も多くいたのではないかと思います。
ただ、問題文中にヒントが示されているので、それをもとに落ち着いて条件を整理していけば十分解ける問題です。
定理や法則を覚えることももちろん大切ですが、日頃から考える筋道を重視した学習もしっかりと行っていきましょう。

落ち着いて問題文を読み、条件を整理できるようになるまで、類似問題で演習を重ねて慣れておくことが大切です。

 

夏休みも終わり、もう9月も半ばですね。
冬休みになる前に入試の過去問題を解いてみて、出題傾向に慣れておきましょう。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、千葉県公立高校入試の数学、計算・方程式・文章題の傾向と対策についてお伝えします。

 

平成23年度は、前期・後期入試ともに大問1に計算問題と関数が出題されています。
計算問題は、2つの整数の加減または乗徐、累乗を含む四則計算、分配法則と式の加減などが例年出題されています。

 

方程式については、23年度から新学習指導要領の中から解の公式を利用する2次方程式が出題されました。
また、昨年度は出題されていませんが、大問1で連立方程式や1次方程式が出題されることも多いようです。

大問1に関しては、基本的な問題が出題されるため、入試本番では時間をかけすぎることなく、正確に得点することが望まれます。

普段から速く正確に解けるよう、時間を計るなどしてしっかり訓練していきましょう!

 

文章題については、図形や関数の問題が23年度の入試では出題されています。
対策として、図形に限らずですが、文章問題は絵に描いて考えるとわかりやすいです!
頭だけで考えると混乱してしまいますが、絵に描くことで頭の中がすっきり整理され式が作りやすくなります。
ぜひ実践してみてください!

 

お困りのことがあればトライまでご連絡ください!
教育プランナーがアドバイスいたします!

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。

前回に引き続き、「中学受験」をテーマにお伝えしたいと思います。
今回は、国語のお悩み別勉強法をご紹介します。

 

・長文読解が苦手・・・
苦手な人は、まず説明文の問題から始めると良いでしょう。なぜなら、説明文の方が論理的に話が進められているので、文章の組み立てがわかりやすくなっているからです。また、想像したり行間を読み取ったりする必要もほとんどありませんので、指示語に注意し、段落の関係を押さえながら丁寧に読んでいきましょう。設問の多くは文章上で判断できます。

 

・記述式の問題がなかなか解けない・・・
記述力は、頭で考えるだけでは上達しません。とにかく書き慣れることが大切です。わからなくても、とにかく書く練習をしましょう。初めは文章中の言葉を使ってつなげて書いてみましょう。その答えを模範解答と照らし合わせてどこが足りないのか、ポイントがずれていないかなど、一つ一つ丁寧に答え合わせをしていきましょう。ある程度慣れてきたら、自分の言葉を使って書きかえていきます。それを何度も繰り返していきましょう。

 

・解いていると時間が足りなくなり、最後の問題までたどりつかない・・・
時間が足りなくなってしまう原因は、文章を読むのが遅いことのほかに、各小問の解答に時間をかけすぎていることが考えられます。記述問題に時間をかけすぎてしまい、後半の問題までたどりつけないというパターンです。記号選択問題や漢字など、解答にそれほど時間をかけずにできるものもたくさんあります。悩んで止まってしまうよりも、とりあえず後回しにした方が効率的ですし、最後まで問題に目を通し、内容をより深く理解した上で戻ってみると、案外スムーズに解答できたりするものです。

 

他にこんな悩みがあるんだけど・・・という方はぜひ、トライまでご連絡ください!

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ千葉校です。
今回は、中学受験を考える小学生へ向けた、算数の基本的な考え方をご紹介します。

 

中学受験の算数は、出題範囲も多く解法パターンを理解し覚えていかなければならないので大変だというイメージがあるとおもいます。また、分からなくなってくると算数が嫌いになって、理解しようとすることを避けてしまい、ますます苦手になってくる生徒さんも多くなってしまいます。

しかし、実際の入試では一部の難関校以外は、基本的なことをしっかり理解して、速く正確に計算出来さえすれば、合格点に達することが出来るのです。

逆に出来ない分野の勉強にばかり時間をかけたり、応用問題を解くことに躍起になったりしていると、点数が伸びなくなってしまいます。

受験勉強を始める4年生から5年生は、新しい単元を毎週こなさなければならないことが多くなります。割合や図形などで基本が弱い、計算が遅いなどの場合は、受験のテキストから少し離れて、市販の小学校補修レベルの問題集で出来るようにすることも大切です。

受験直前の6年生は特に計算問題を必ず毎日やる必要があります。10問くらいの計算問題を、10分から20分の時間を決めて、全問正解出来るようにしていきましょう。また、基本問題が出てきたら数秒で解き方が頭に浮かぶくらい練習を繰り返してほしいと思います!

 

また、何かご相談があれば、お気軽に私たち教育プランナーにご相談ください!

このページのトップに戻る

次のページ

千葉県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら