教育プランナーブログ

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今回から適性検査と作文の2回に分けて、入試傾向と対策をご案内します。

 

【傾向と対策~適性検査編~】

平成23年度入試(大問4、総問題数9)

平成22年度入試(大問4、総問題数10)

平成21年度入試(大問4、総問題数9)

 

ここ3カ年は問題数が9~10問となっており、試験時間が50分であることを考えると、1問あたり5分前後での解答が必要となります。全て記述形式となる為、自分の考えを即座に文章にまとめる訓練が必要です。

 

問題を大別して、それぞれの傾向と対策について記載します。

 

①算数系統

特殊算など、いわゆる私立中学受験的な知識は不要ですが、小学校の教科書全般の内容理解が必要となります。また、算数と言っても計算力などを問うものではなく、円や図形、量などをテーマにしたものが多い為、最終の答えだけでなく、プロセス記述の訓練が必要です。

 

②理科的読解

自然や動植物をテーマにしたものが中心ですが、酸性雨と野菜作りの関係など時事的な要素は常に含まれています。新聞やニュースを見たときに、常に自分はどう考えるか、またその考えをどのように人へ伝えるかという思考の習慣をつけておく必要があります。また、自ら資料を作成したり、図を使って説明する練習も必要です。

 

③社会的読解

過去4年間の傾向としては、地理的な内容がほとんどで、人口問題、農業、地球温暖化が取り上げられています。また、H22年には町作りと観光をテーマにした内容が出題されるなど偏った学習は禁物です。理科以上に時事的要素が濃いと言えますので、日々の新聞やニュースも学習の良い教材として、取り入れていきましょう。

 

以上が、適性検査の傾向と対策になります。次回は作文編です。

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