2011年7月24日
【兵庫県】 夏休みの受験対策 ~兵庫県立大学附属中学校編④~
兵庫県立大学附属中学校の受験対策については、今回の作文編で最後となります。
【傾向と対策~作文編~】
例年、テーマとなる文章を読んで、「あなたが考えたこと」、「あなたの経験から」というような指定条件を元に、400字から600字、原稿用紙にして1枚から1枚半の作文を書く問題となります。
文章を読み解くことができることを前提として、単なる読解力を試す問題ではなく、自分の意見を言葉に表す「表現力」をみる問題になっています。
日本人に乏しいと言われるこの「表現力」ですが、今後国際的な人材を育成するにあたってとても重要な要素です。
ここに、兵庫県立大学附属中学の「ニーズ」、つまり、どのような人に入学してほしいのかということが現れています。
対策として、実際に作文を書いて訓練していくことになりますが、漢字や句読点、文法などの基本事項の確認は当然として、
兵庫県立大学附属中の設問趣旨に則し、特に以下の点に留意して作文が書けているかをチェックすることが必要です。
・作文が単なる要約になっていないか
・自分の意見・意思・主張が客観的に見て公平・適正であるか
これまで4回にわたり、兵庫県立大学附属中学校の受験についてお話をさせて頂きました。
家庭教師のトライでは、このような傾向と対策を元に、今のお子さまの実力に合わせて指導を行ってまいります。
既に受験を考えられている方も、これから受験を考えようと思っている方も、お気軽にお問い合わせください。