2011年11月23日
兵庫県 冬休み前の勉強法【中学受験編】
いよいよ、入試日まで2カ月を切りました。
そこで今回は、中学受験生が冬休み前にやっておくべきことをお話しさせていただきます。
2つの視点で考えます。
①実践力の養成
②冬休み中にやるべき課題や強化ポイントの抽出
以上の2点をまずは志望校の過去問を解くことで対応していきます。
過去問は既に解いてみているという方も多くいらっしゃると思います。
しかし、時間配分まで考慮し、本番でのイメージを作っている方はそう多くはいないと思います。
①
実践力とは本番での実力発揮力を養成することです。
例えば、国語の過去問で例年大まかに3題が出題される中学校があるとします。
・物語・約3000字
・論説文・約2500字
・漢字や熟語などの問題10題
試験時間が60分とします。そうすると解答の誤字脱字などの見直しや、後回しにした問題の再解答の時間を仮に10分取るとすると、
物語:約20分、論説:約20分、その他:約10分、
で解答する必要があります。
つまり実践力とは、設問数が同等であれば、約2500字~3000時の長文問題を20分前後で解答できるようになるということです。
今後同様の長文問題を常に20分という時間を意識して解いていく必要があります。
②
次に、冬休み中にやるべき課題や強化ポイントの抽出についてですが、
こちらは、過去問の解答を通じて、自分の苦手な単元や、時間配分において訓練が必要な設問例を抽出し、
冬休みの学習計画を立てる為の自己分析の情報収集と言えます。過去問を解いたあとで、
自分の課題を箇条書きにし、それを冬休みに一つ一つ克服していくよな学習計画を立てるとよいでしょう。
家庭教師のトライでは、単に分からない所だけを教えるだけではなく、
上記の課題抽出や計画作成までをプロの家庭教師が行います。
もしお困りの事があれば、お気軽にご相談下さい。