2012年4月17日
兵庫県 生活環境を整えよう
前回に続き、学習の効果を高める環境作りについてお話させていただきます。
生活リズムを整えることも、学習効率を高めるためには必要なことです。
最近は、インターネットなどの普及により、子どもたちの就寝時間が遅くなってきました。
親の方も「少しくらいなら・・・」と容認するケースも少なくないようです。
しかし、この「少しくらいなら」が後々取り返しのつかない事態を招くことになります。
成長段階にいる子どもたちは、生活の乱れにより、自律神経や成長ホルモンの調整機能を
乱してしまいます。その際、大脳の働きは低下し、学習効率は著しく悪くなると言われています。
深夜0時を過ぎても起きているということ自体が、子どもにとっては非常に不自然な行動です。
その結果、翌朝、睡眠時間が十分に取れていない状態で起きて、学校に行くことになります。
朝起きるときに2回訪れると言われる深い睡眠の「第二波」を遮って起きることが、
身体に悪影響を及ぼすのです。
学校に行ってからも、この倦怠感や眠気は続きます。
当然、授業中の集中力は低下し、学習内容の理解も十分にはできません。
夜は深夜0時までには必ず寝るようにしましょう。
また、日常生活で感じる様々なストレスは、溜めてしまうと脳に悪影響を及ぼします。
特に受験勉強をしている子はなおさらです。
精神的なフォローはもちろんですが、食事面でも「ビタミンB・C」などを多く摂取することにより、
このストレスを軽減していくことができます。具体的には、
ビタミンB・・・豚肉、レバー、卵、緑色野菜、豆類
ビタミンC・・・かんきつ類、イチゴ、メロン、ブロッコリー、トマト などです。
ぜひ参考にしてみて下さい!