教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



気温も徐々に上がってきました。

夏も目の前ですが、その前に梅雨がやってきます・・・。

みなさん、体調管理に気をつけましょう。

 

今回は、中高一貫校の攻略【国公立編】です。

 

中高一貫校には、国公立と、私立とがあります。

 

運営の母体が国や地方か、もしくは個人や企業かの違いではありますが、

試験の対策方法はそれぞれ違っています。

 

たとえば、国公立の中学受験には特殊算や、小学校で習わない範囲の単元の問題は出題されません。

これは、受験勉強開始の低年齢化を防ぐことを目的にされており、全国共通のルールになっているようです。

 

国公立の受験では、「作文」や「面接」、「適性検査」といった問題が出題されます。

 

小学校で習った知識を使って論理的に思考・発想をし、興味をもって問題を解いていく力が

身に付いているかが試されます。

 

例をあげて説明をしましょう。

 

 

県立大学附属中学の入学者選抜試験の【エネルギーについて考えよう】という項目。

 

 石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料に代わって、「再生可能エネルギー」が注目されているのは

 なぜだと思いますか。あなたの考えをできるだけたくさん書きなさい。

 

という問題が出題されています。

 

実際に、化石燃料を深く学ぶのは、学習指導要領上では中学校3年生になっています。

しかし、小学校の指導要領の中でも物質とエネルギーについての授業は毎年されていますし、

テレビや様々なメディアで温暖化についても報道されています

 

そこに興味を持って考えたか、問題視できたかが問われる問題になっています。

 

また、「できるだけたくさん書きなさい」というところもポイントです。

この問題では、正解や間違いということよりも、まず興味を持ったか、

そして柔軟な頭で様々な思考をしたか、が問われています。

 

つまり、県立大学附属中学の求める生徒像は、学校の教育目標の第一でもある、

自ら考え、自ら学び、個性を伸ばすに当てはまるといえます。

 

 

また、資料を読み取り、自分の考えを述べる問題は頻出です。

資料やグラフに慣れ、新聞を読んだりニュースを見て知識を増やしていくことが大切です。

 

 

たとえば、芦屋国際中学では、「国際中での6年間」というテーマで作文が出題されました。

 

芦屋国際中学の教育目標は、異文化を理解し、多文化社会に生きるふさわしい人材を育成する

ことです。英語教育だけでなく、多文化を理解し、自分の文化を見つめ直すことも

教育の一環となっています。

 

ホームページの言語も、日本語と英語だけでなく、中国語やポルトガル語を選択することが

できるのも特徴です

 

入試では、芦屋国際中に関心を持ち、校訓に共感した生徒を選ぶために、面接と作文を課します。

作文や面接では、なぜ芦屋国際中学に入学したいかを問われます。

そのためには、学校のことを知らなければいけません。

学校見学に参加し、入学したらどんなことができるのかをまとめて自分の意見を書いたり、

伝えられる練習をしましょう。

 

 

中高一貫校に進学したいとお考えの方や、中高一貫校に在籍している方の学習も

トライではサポートしています

 

適性テストや、作文対策も実施しておりますので、お困りの方はご相談ください。

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