2012年11月18日
高知県 中学入試攻略法 ~高知学芸中編~
私立中学の中で例年人気があり、倍率が一番高くなる高知学芸中学。
合格するには、過去問で7割以上を安定して得点できる学力をつけておかなければいけません。
高知学芸中学入試の攻略法を、科目別にお伝えします。
~国語~
●漢字、熟語の読み書きを今から1日10個と数を決めてこなしてください。
それくらい漢字に関する問題は毎年出題量が多いです。
●慣用句・ことわざ・故事成語も重要です。その言葉の成り立ちを頭に入れておくと覚えやすいはず。
●主語・述語・修飾語などの文法の問題も後回しにしないように。
●字数制限の問題では、多すぎても少なすぎても減点の対象となるので、
20字程度と指定があれば15字~20字程度にまとめるようにしましょう。
●国語は教科の特質上、部分点が多くあります。完ぺきな解答でなくても得点になることが
あるので、あきらめずに解答欄を埋めていきましょう。
~算数~
●速さと時間と道のりに関する問題は、高確率で毎年出題されています。絶対得点出来るように。
●割合・比に関する問題も個数や量、長さ、面積などに関するものなどいろいろなパターンで
出題されている。
●図形に関する問題は、面積や角度を求めるものから、立方体や直方体に関するものや、
サイコロが登場してくるものなどが出やすい。
●文章題にあたる時は、線分図や面積図などを書き、問題の内容を正しく理解し、整理すること。
そうすると答えがひらめく助けになるはず。この「ひらめき」を見つける練習をしっかりと積んでおく。
●過去の入試問題をたくさん解いて、学芸中の出題傾向をつかんで勉強の目安にしましょう。
~理科~
●小学3年から6年生の教科書をもとに出題されています。
●動植物に関する内容、天体や気象に関する内容、溶液と気体の内容や、地質に関する内容など
幅広く勉強しておく。
●理科は実験や観察が多いので、実験で使う器具の名前や、器具の使い方、
また実験方法を理解しておく。
●実験結果をもとに考える問題も出題されることが多い。
●計算問題もよく出題される。濃度の問題やてこの問題はよく練習しておく。
●ニュースや話題になった理科に関する現象(皆既日食など)からも出題されることがあるので、
関心をもっておくこと。
~社会~
●分野別では地理40点、歴史40点、公民20点。
●漢字で全部解答しなくてもよいので、危ないなと思った時は、ひらがなでOK。
●文章で答えなければならない問題は必ず部分点があるので、あきらめずに最後まで書き切る。
●教科書の内容から多く出題される。教科書は本文だけでなく、欄外の説明や
図・グラフにも目を通しておく。
●政治や経済や文化の出来事にも関心を持って、新聞記事(衆議院解散など)もよく読んでおくこと。