2013年3月17日
高知県 高校受験終了!
受験生の本当にみなさんお疲れ様でした。
高校生活が待ち遠しいでしょう。
今回のブログでは、高知県庁のHPに掲載された前期試験の内容をもとに、
今年の入試を振り返ってみます。(次期受験生必見です!)
【英語】
リスニング問題は、数字などキーワードとなる単語を聴き取ることが出来れば問題ないはず。
このブログでも何度も言っていますが、高知県のリスニングは配点が高い(14点/50点満点)
わりに意外と簡単なので、リスニング対策は最優先で行って下さい。
リスニングの次は、短い文章を読んで記号で答える問題。
読解力と会話表現を知っているかを試される問題でした。
長文対策をしっかり行っていたら、選択肢に惑わされず解答できたのではないでしょうか。
そして、長文文法の並び替えと単語の穴埋めは例年通り。
最後の英作文はどう答えたらよいか迷った人もいたのではないでしょうか。
「高知県は生活するのに良い所である。賛成か反対か?」という質問に英語で答えるわけですが、
自分の思いを伝えようと難しく考えるのではなく、英語で答えやすい文章にするには
どうしたらよいかを考えれば取り組みやすい問題だったと思います。
【数学】
数学は、教科書に出てくるような標準的なレベルの問題が多い印象です。
特に、大問①の計算問題と大問②の小問集合は、基礎中の基礎。
ここをすべて確実にできれば、28点取れます。
普通科狙いではない人は、数学は徹底的に基礎の反復練習を行う様にして下さい。
それ以降は、応用問題が中心でした。
過去問演習をしっかり行っていた人は、解けたはずです。
【社会】
あいかわらず、地理、歴史、公民が均等に出題されていました。
時差の問題は、解けましたか?
また、選挙関連の問題がやはり出題されました。
公民分野は、直近の1年間で話題になった分野から出題されやすいのです。
来年は、消費税など税金関連の分野と、TPP関連で貿易や為替分野が問われるのではと、
「トライさん」は予想しています。
【理科】
1分野、2分野が均等に出題されています。
単元も幅広く出題されているので、苦手単元を作らないことがポイントです。
実験をもとに出題されるパターンが多いので、資料集を活用して、
言葉だけでなく、イメージを通して理解することも必要です。
【国語】
漢字の読み書き、四字熟語、文法など、暗記で対応すべきところを怠っていなければ
問題ありません。あとは、読解問題です。
日頃から、新聞や小説に触れる時間を少しでも作っておくと、読解力も付くでしょう。
受験勉強は過去問で慣れることが必須。
しかし、その段階に行くには基礎力が大前提となります。
今の時期からできることを計画的にコツコツ勉強していくことが、
志望校合格への近道です。